コラム

2024.02.09

マウスピース型矯正装置(インビザライン※)の作り直しになるケースを解説!

こんにちは。神戸市垂水区にある歯医者「ふじよし矯正歯科クリニック」です。

インビザラインのマウスピースが作り直しになるケースについて考える女性

マウスピース型矯正装置(インビザライン※)による矯正は、透明のマウスピースを装着する方法です。少しずつ形が違うマウスピースを順番に装着していくことで、歯並びを整えていきます。

マウスピース型矯正装置(インビザライン※)は、装置が透明で目立たない、装置の取り外しができるというメリットがありますが、マウスピースの装着時間や交換時期を守るなどの自己管理が必要です。

また、矯正治療を進めていく中でマウスピースが作り直しになるケースがあります。どのような場合にマウスピースが作り直しになるのでしょうか。

今回は、マウスピース型矯正装置(インビザライン※)が作り直しになるケースについて解説します。マウスピースを作り直すときの流れや費用についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

マウスピース型矯正装置(インビザライン※)が作り直しになるケース

インビザラインのマウスピース

マウスピース型矯正装置(インビザライン※)による治療ではシミュレーションソフトを使った治療計画に基づいて、治療開始から治療完了までの全てのマウスピースを作製します。スムーズに治療が進めば、途中でマウスピースを作製する必要はありません。

ただし、次のような場合にはマウスピースを作り直す必要があります。

歯の動きと治療計画にズレが生じた場合

計画どおりに歯が動かず、想定していた歯の動きと実際の歯の動きにズレが生じた場合には、マウスピースの作り直しが必要になることがあります。

治療計画でのシミュレーションは、あくまでコンピューター上で予想した歯の動きになっています。実際に治療を開始すると、想定よりも歯が動かない場合もあるのです。

また、マウスピースの装着時間が不足していると、計画どおりに治療が進まなくなることがあります。多少のズレであれば、通常より長い期間マウスピースを装着して軌道修正ができます。

ただし、大きなズレがある場合には、マウスピースを作り直すことになるでしょう。そのため、装着時間をきちんと守ることが大切なのです。

マウスピースの装着時間・交換時期

マウスピース型矯正装置(インビザライン※)は1日20〜22時間の装着を前提として作製されています。

マウスピースは取り外し可能ですが、装着時間が短くならないように注意しなくてはなりません。食事や歯みがきのとき以外の時間はなるべく装着し、1日の装着時間が20〜22時間を下回らないようにしましょう。

また、マウスピースは一定期間が経過したら、次の段階のマウスピースに交換する必要があります。これも、計画通りに行うことが大切です。

マウスピースの自己管理ができていないと治療計画にズレが生じて、マウスピースの作り直しが必要になる可能性があるため十分に注意しましょう。

マウスピースが合わなくなった場合

マウスピースが歯から浮いてしまうなど、合わなくなった場合にも作り直しが必要になることがあります。

マウスピースは歯にピッタリとはまることで歯を動かす力が加わるようになっています。マウスピースが歯と合わず、しっかりとはまらないと、歯を動かす力が加わりません。

マウスピースが合わなくなる原因は、以下のとおりです。

・マウスピースを熱湯で洗って変形した
・マウスピースを踏んでしまった
・治療計画と実際の歯の動きにズレが生じた

マウスピースは熱湯で洗うと変形します。マウスピースを洗うときは水またはぬるま湯で洗いましょう。また、マウスピースは透明で目立ちません。誤って踏んで変形・破損するとマウスピースが合わなくなるでしょう。

治療計画と実際の歯の動きにズレが生じることでマウスピースが合わなくなることもあります。マウスピースが合わない場合には、まず歯科医師に相談しましょう。

装着の仕方に問題があることによってマウスピースが合わない場合には、マウスピースを作り直さなくても解決することもあります。

マウスピースを紛失・破損した場合

マウスピースを紛失・破損した場合にも作り直しが必要になることがあります。次のマウスピースに交換するまでの日数が少ない場合には、早めに次のマウスピースを装着することもあります。

しかし、次のマウスピースに交換するまで日数がある場合には、作り直しになることがあるのです。マウスピースを紛失・破損した場合には歯科医院に連絡し、指示を仰ぐようにしましょう。

マウスピース型矯正装置(インビザライン※)を作り直すときの流れ

インビザラインのマウスピースを作り直すときの流れイメージ

マウスピース型矯正装置(インビザライン※)を作り直すときの流れは、以下のとおりです。

1.アタッチメントを除去する

歯にアタッチメントが付いている場合には除去を行います。アタッチメントとは、歯をスムーズに動かすために歯に装着する白い突起です。計画を立て直す場合、アタッチメントの付け方なども変わってくるため、一旦除去する必要があります。

2.精密検査を行う

アタッチメントを除去したら、精密検査を行います。口腔内写真やレントゲン写真を撮影し、マウスピース型矯正装置(インビザライン※)による治療専用のソフトで歯をスキャンして歯型模型を作ります。

3.治療計画を立て直す

コンピューター上で歯の動きをシミュレーションして、治療計画を立て直します。立て直した治療計画をもとに、マウスピースを新しく作り直します。

マウスピースの作り直しにはどれくらいかかる?

マウスピースの作り直しにかかる期間イメージ

マウスピースの作り直しにはどれくらいの期間がかかるのでしょうか。同じものを再発注する場合は最短でも2週間程度、計画の立て直しで全て作り直す場合には1か月程度の時間を要します。歯科医院によっても差があるため、歯科医師に確認しましょう。

新しいマウスピースが手元に届くまでの注意点

新しいマウスピースが手元に届くまでの注意点イメージ

上述のとおり、新しいマウスピースが届くまで時間がかかります。新しいマウスピースが届くまで何も装着しないと歯が後戻りする可能性があります。

新しいマウスピースが届くまでの間は、後戻りを防ぐために1つ前のマウスピースを装着する場合が多いです。このような時のために、直近に使用したマウスピース2〜3枚は保管しておくようにしましょう。

マウスピースの作り直す場合の費用

マウスピースの作り直す場合の費用イメージ

「歯が思うように動かない」などの理由でマウスピースを作り直すことは、矯正治療をしていくなかでたびたび起こることです。最初に支払った費用のなかに、マウスピースの作り直し費用が含まれていることもあります。

作り直しの回数や範囲などが決められていることもあるため、よく確認しましょう。作り直し可能な範囲を超えると、追加で費用が必要になります。

患者さま自身の管理不足によってマウスピースを紛失・破損した場合には、追加で費用が必要になることがあります。片顎で8,000円〜2万円程度になることが多いです。こちらの費用も歯科医院によって異なるため、事前に確認しましょう。

矯正治療は思うように進まないこともあります。支払いトラブルなどを避けるためにも、マウスピースが作り直しになった場合の費用についても治療開始前にしっかりと確認しておくのが望ましいです。

まとめ

インビザラインのマウスピース

今回は、マウスピース型矯正装置(インビザライン※)が作り直しになるケースについて解説しました。

歯の動きには個人差があるため計画どおりに治療が進むとは限りません。マウスピースの作り直しは、治療を進めていくなかでたびたび起こります。歯の動きと治療計画にズレが生じた場合や、マウスピースが合わなくなった場合には作り直しが必要になることがあるのです。

マウスピースの管理不足によって作り直しになるのは、できるだけ避けたいところです。マウスピースの装着時間や交換時期を守り、スムーズに治療が進められるように自分自身でも注意しましょう。

マウスピース型矯正装置(インビザライン※)による治療を始める前にマウスピースの作り直しにかかる費用についてもしっかりと確認し、納得の上で治療を始めることが大切です。自己管理が苦手な方は、矯正を始める前にマウスピース型矯正装置(インビザライン※)による治療が良いか従来の固定式タイプのワイヤー矯正が良いかよく考えましょう。

マウスピース型矯正装置(インビザライン※)による治療を検討されている方は、神戸市垂水区にある歯医者「ふじよし矯正歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

※完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。