コラム

2023.09.05

マウスピース型矯正装置(インビザライン※)治療中の必需品・便利グッズをご紹介!

  • こんにちは。神戸市垂水区にある歯医者「ふじよし矯正歯科クリニック」です。
  • インビザラインを持って笑う女性

マウスピース型矯正装置(当院で採用しているのはインビザライン※です)に関して「マウスピース型矯正装置(インビザライン※)には何が必要なんだろう?」「マウスピースのお手入れは何を使えばいいの?」などの疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

マウスピース型矯正装置による治療中は、食事前後のマウスピースの着脱やお手入れなど新たな習慣が必要です。マウスピースを装着すると虫歯になりやすくなるため、お口のケアも非常に重要といえるでしょう。

今回は、マウスピース型矯正装置(インビザライン※)による矯正中のマウスピースのお手入れ方法、お口のケアのための必需品をご紹介します。治療を快適にサポートする便利グッズや外食時に役立つアイテムもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

マウスピース型矯正装置(インビザライン※)による治療中の必需品!

インビザラインを専用のケースに片付ける

マウスピース型矯正装置(インビザライン※)での治療中はマウスピースを清潔に保ち、お口のケアをしっかりと行わなければいけません。矯正治療中の必需品を4つご紹介します。

マウスピースケース

食事や歯磨きなどでマウスピースを外したときに、保管するためのマウスピースケースが必要です。マウスピースを外した際にティッシュなどで包んで保管すると、誤って紛失する場合や、気づかずに踏んで破損する場合があります。

紛失・破損を防止し清潔に保つために、マウスピースを適切に保管することが重要です。外出時はマウスピースケースを持ち歩き、外したときは必ずマウスピースケースに入れて保管しましょう。

マウスピースケースは、治療を開始するときに付属品としてもらえることが多いです。さまざまなデザインのものが販売されているため、気に入ったものを使用するとよいでしょう。

マウスピース用洗浄剤

マウスピース型矯正装置(インビザライン※)では、同じマウスピースを1〜2週間使用します。マウスピースは1日20〜22時間装着する必要があるため、汚れが付着しやすいです。マウスピースを不潔な状態で放置すると細菌が繁殖し、悪臭や虫歯・歯周病の原因になる可能性があります。

マウスピースを清潔に保つために、マウスピース用の洗浄剤を使用するとよいでしょう。マウスピースを水で洗浄したあとに洗浄剤を使用することで、除菌・消臭ができます。

洗浄剤は市販されていますが、入れ歯用やマウスピース用などさまざまな種類があります。入れ歯用の洗浄剤には漂白剤が含まれていることがあり、マウスピースを傷める可能性があるため注意してください。

洗浄剤の購入を検討している場合は歯科医院に相談し、歯科医師や歯科衛生士が推奨するものを使用するとよいでしょう。洗浄剤には、つけ置きタイプや除菌スプレータイプなどがあります。ご自身が使いやすいものを選んで使用してください。

デンタルフロス

矯正治療で歯が動くと、歯と歯の間にすき間ができ、食べ物が挟まりやすくなります。歯ブラシだけでは汚れを落とすのが難しくなるため、デンタルフロスを使用して歯間の清潔を保ちましょう。

デンタルフロスには、必要な長さに切って使用するロールタイプと、ホルダーにフロスが取り付けられているホルダータイプがあります。フロスの種類は数多くあるので、歯科医師や歯科衛生士に相談して、お口の常態に合ったものを選びましょう。

マウスウォッシュ

マウスピース型矯正装置(インビザライン※)による治療中は、マウスピースを長時間装着して歯を覆います。そのため、自浄作用のある唾液が口内に行き届かず、虫歯のリスクが高まります。

ふだんのお口のケアにマウスウォッシュを追加することで、虫歯や歯周病の予防に効果があるでしょう。ホワイトニング効果のあるものなどさまざまな種類があるため、ご自身のお悩みに合ったものを選んでください。

マウスピース型矯正装置(インビザライン※)の便利グッズ3選!

体の横を指さして笑う女性

マウスピース型矯正装置(インビザライン※)による治療中の必需品とは別に、持っていると便利なグッズを3つご紹介します。

アライナーリムーバー

アライナーリムーバーは、マウスピースを取り外すための器具です。マウスピースにアライナーリムーバーの先端のフックを引っ掛け、軽く引っ張って外します。

マウスピースは歯にぴったりとフィットするため取り外しにくく、慣れるまでは着脱が難しいと感じる方が多いです。マウスピースを固定するために歯の表面にアタッチメントを付けると、さらに取り外しにくくなります。

無理に外そうとすると、爪を傷める場合やマウスピースが破損する場合があるでしょう。アライナーリムーバーを使用すると簡単に取り外しでき、爪にも負担がかかりません。

超音波洗浄機

超音波洗浄機とは、超音波で水を振動させて汚れを落とす洗浄装置のことです。メガネや時計などの洗浄機器として知られていますが、マウスピースの洗浄にも使用できます。超音波洗浄機は洗浄液だけでは落とせない汚れも落としてくれるため、マウスピースを清潔に保つことが可能です。

超音波洗浄機は、3,000〜10,000円程度で販売されています。置き場所に困らない小さいタイプや洗浄槽の取り外しができるタイプ、付属品が充実しているタイプなど、さまざまな製品が販売されているため、ご自身に合ったものを選びましょう。

エラスティックホルダー

マウスピース型矯正装置(インビザライン※)では、ゴムかけという処置を行うことがあります。ゴムかけとは、ゴムの力を利用して歯を動かし、上下の噛み合わせなどを改善する処置です。

ご自身で上下のマウスピースの突起にゴムを引っ掛けますが、慣れないうちは難しく、時間がかかります。ゴムかけに利用するエラスティックホルダーは、先端にフックがついたプラスチック製の器具です。

使い方は、先端のフックにゴムを引っ掛けて上下のマウスピースの突起にかけるだけです。正しくゴムがかけられないと治療期間が延びる場合や、治療の結果に影響する場合があるため、ゴムかけが苦手な方はエラスティックホルダーを活用するとよいでしょう。

マウスピース型矯正装置(インビザライン※)による矯正中の外食時のお役立ちアイテム

机に並べられた歯をケアするための道具

マウスピース型矯正装置(インビザライン※)による矯正中に外食だからとお口のケアを怠ると、虫歯や歯周病になる可能性が高くなります。矯正治療中の外食時のお口のケアに役立つアイテムを3つご紹介します。

歯ブラシ

食後に歯磨きをせずマウスピースを装着すると、虫歯や歯周病の原因になります。外食時でもお口のケアができるように、歯ブラシをふだんから持ち歩いてください。

食後すぐに歯磨きができない場合は、うがいをしてマウスピースを装着し、歯磨きができる状況になったらすぐに歯磨きとマウスピースの洗浄を行いましょう。

ウェットティッシュ

ウェットティッシュは、外出先で水を使えない場合に非常に役立ちます。

マウスピースを取り外したときは水で洗い流してマウスピースケースで保管しますが、外出先で水が使えないこともあるでしょう。ウェットティッシュがあれば、マウスピースに付いた汚れや唾液を拭き取ることができます。取り外しの前後に手指を拭いて清潔にする目的でも使用できます。

携帯用マウスウォッシュ

外食後すぐに歯磨きができない場合、マウスウォッシュでお口の中を洗うとよいでしょう。歯磨きができる場合でも、マウスピースを装着する前にマウスウォッシュを使用することで、お口の中をより清潔に保てます。

携帯用の小さいマウスウォッシュも販売されているので、外出時は持ち歩くとよいでしょう。

まとめ

インビザラインを前に掲げて笑う女性

マウスピース型矯正装置(インビザライン※)による治療中は、マウスピースの着脱やお手入れを行う必要があります。マウスピースを長時間装着することから虫歯になりやすいため、お口のケアが非常に重要です。

治療前と異なる新たな習慣が必要になり、マウスピースによる痛みや違和感も相まって、ストレスを感じることもあるでしょう。今回ご紹介した便利グッズは、ストレスを感じやすい矯正治療を快適にサポートしてくれます。矯正治療は長期に渡るため、できるだけ快適に過ごすためにぜひ活用してください。

マウスピース型矯正装置(インビザライン※)による矯正治療を検討されている方は、神戸市垂水区にある歯医者「ふじよし矯正歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

※完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。