2023.12.28

顎間(がっかん)ゴムについて

歯医者さんでの歯科治療のイメージは、みなさんどういうイメージをお持ちですか?例えば、虫歯などで歯を削られる・歯周病などで歯を抜かれるなどのように歯に対する“される”ことが多いですが、矯正治療は、装置を付ける・歯型を採る・矯正の装置を調整するなどの矯正装置に対する“される”ことがあります。患者様自身が渡された可撤式矯正装置(自分で取り外しができる矯正装置)などを決められた時間使用するなど、“する”という患者様のご協力が必要であり、矯正歯科治療においてとても重要になります。
その患者様自身にご協力していただくことの中から、今回は「顎間(がっかん)ゴム」についてお話していきたいと思います。

顎間ゴムとは、小さな医療用のゴムであり、歯を動かしたり、かみ合わせを調整するための補助装置として使用されています。顎間ゴムは、「エラスティックゴム」や「ゴム掛け」とも呼ばれています。顎間ゴムは、上と下のかみ合わせを調整したり、前歯を引っ込めたりする時などに使用され、上顎前突(出っ歯)や下顎前突(受け口)、開咬などのさまざまな歯並びやかみ合わせで使用されています。
そして、歯並びやかみ合わせの状態によってゴムの掛ける位置やゴムの種類も変わります。矯正力はゴムの太さやリングの直径で異なります。しかし、歯並びやかみ合わせによって顎間ゴムを使用しない方もいますが、顎間ゴムを使用している方は多くいます。
顎間ゴムは、ワイヤー矯正治療やマウスピース型矯正治療(インビザライン)でも使用されます。

○顎間(がっかん)ゴムの種類

顎間ゴムは、Ⅱ級ゴム・Ⅲ級ゴム・垂直(すいちょく)ゴム・交叉(こうさ)ゴムなどがあります。

Ⅱ級ゴム:上顎前突(出っ歯)症例に用い、上の犬歯部付近から下の大臼歯部(奥歯)付近に掛けることが多く、上の前歯を後方に引くよう歯を動かします。

Ⅲ級ゴム:下顎前突(受け口)症例に用い、下の犬歯部付近から上の大臼歯部(奥歯)付近に掛けることが多く、下の歯を後方に引くよう歯を動かします。

垂直ゴム:開咬(かいこう)(オープンバイト)という奥歯は咬み合っているが前歯が咬み合っていない症例や上下の歯のかみ合わせが咬み合っていない症例に用い、上と下に垂直に掛けて咬み合わせの緊密化をはかります。トライアングルのように三角形でゴムを引っ掛けることもあります。

交叉(こうさ)ゴム:交叉咬合(こうさこうごう)という上下の歯の咬み合わせが左右にずれている症例に用い、上と下の歯の表側と裏側で咬合面を越えてクロスになるように掛けます。

○使用時間

顎間ゴムは、長時間装着することがとても重要であり、食事と歯磨きの時以外は毎日必ず装着してください。使用する時間が少ないと歯は動かず、力の反作用で歯が後戻りしてしまいます。使用する時間が少なく、患者様のご協力度が低い場合は矯正治療期間が長引いてしまうことがありますので、必ず主治医の指示に従って行うようにお願いいたします。

○交換頻度

1日1回は新しいゴムに交換してください。
同じゴムを使い続けると、ゴムが劣化し、伸びたり、切れてしまうことがあります。そのため、矯正力が半減し効力がなくなるため、毎日1日1回は新しいゴムに交換するようにしてください。
また、外したゴムを再度つけることに抵抗がある場合は、毎食後新しいゴムに交換していただいても大丈夫です。

○ゴムの掛け方

ワイヤー矯正治療の場合

ワイヤー矯正治療の方は、ワイヤーやフックなどに引っ掛けます。

マウスピース型矯正治療(インビザライン)の場合

インビザライン矯正治療の方は、プレジションカットというアライナーに切り込みが入っている部分にゴムを引っ掛けたり、歯に直接ボタンを装着しボタンにゴムを掛ける方法があります。

Ⅱ級ゴムやⅢ級ゴムの場合は、後方から前方に掛けていただくと掛けやすいです。
奥歯は見にくく、頬を引っ張らないと見えない場合が多いため、後方から前方に掛けるのが比較的掛けやすいです。指でも掛けることはできますが、指では困難な方は“エラスティックホルダー”というゴムを掛ける専用の道具を使用していただきます。先端にゴムを引っ掛ける部分があるのでそこにゴムを引っ掛けてゴムを掛けていただきます。

ただし、ゴムを掛ける際は大きなお口を開けるとゴムの掛ける距離が長くなり、突然ゴムが外れることがあります。そして、ゴムが掛かった状態で大きなお口を開けると顎に負担がかかるため、なるべく大きなお口を開けないよう注意してください。
もし、ゴム掛けで顎関節が痛い、音が鳴るといった症状が出た場合は、すぐに当院へご連絡をお願いいたします。また、ゴムが頬(ほほ)の内側にこすれて口内炎になることがあります。通常の口内炎の対処法として透明に近いワックスをお渡ししていますが、ゴムにワックスを付けるのは難しいため、この場合も当院へご連絡をお願いいたします。

初めてゴムを掛ける方やゴムを掛ける位置が変わった場合、当院では必ずゴムを掛ける練習を行いますのでご安心ください。最初は鏡を見ながらゴム掛けを行いますが、慣れると鏡無しでゴムを掛けられるようになります。ゴム掛けは、ゴムの掛ける場所・ゴムの種類・ゴムの掛ける時間を主治医の指示に必ず従うようにお願いいたします。治療時に新しいゴムをお渡ししていますが、次の診療日までに使い切ってしまった場合は、当院にご連絡をお願いいたします。受付でご用意しておきます。
ゴムを掛けると見た目が気になったり、話しづらかったり、掛けるのが面倒くさくなったりします。しかし、ゴム掛けは矯正治療を進めていくうえで重要な役割であり、ゴムを長時間掛けていただくことによって矯正治療の成功に近づきます。そのためには患者様のご協力が必要になります。

ゴム掛けについてご不明点やご相談がありましたら、来院の際スタッフにお気軽にお声掛けまたは当院へご連絡をお願いいたします。

2023.12.21

マウスピース治療での注意点(日常生活編)


マウスピースで歯列矯正治療をする際に注意しなければいけないこととして、(飲み物編)(食べ物編)と書いてきましたので、今回は、アライナー生活(マウスピースのことをアライナーと呼びます)をおくるうえで、日常生活において気をつけていただきたいこと(日常生活編)です。マウスピースでの歯列矯正治療は、自分で装置の取り外しができて食事や歯磨きがしやすいのが一番のメリットだと思いますが、実際にマウスピースでの歯列矯正治療が始まると毎回のアライナーの取り外し、毎日のアライナーのお手入れ、アライナーの交換日の管理などワイヤー治療とは違う手間が何かとかかります。
私自身、マウスピースでの歯列矯正治療が終わりました。長い期間でのアライナーの生活中で私がしてきた生活の流れを書いてみます。これからマウスピースで治療を考えている方や、今マウスピースで治療中の方の参考になればと思います。

アライナーの取り外し

アライナーは、食べる時・お水以外の飲み物を飲む時・歯磨きの時は、毎回外さないといけません。治療が進んで歯の並びが整ってくると、アライナーも外しやすくなってきますが、最初はかなり外すのに苦戦します。とくに、アタッチメントがつけば余計に外しにくくなり、慣れてコツをつかむまで取り外すのが大変になります。私も治療中にアライナーが取れず何度も親指の爪が欠けた経験があります。(親指の爪にアライナーをひっかけて取ります)アライナーに引っ掛ける親指の爪の両端に、爪を保護する強化剤などのトップコートを塗っておくのもオススメです。爪が短い男性の方や、ネイルをされている方、またどうしても外れないような方には、専用の器具(アライナーリムーバー)をお渡ししますのでスタッフにお声がけください。先端にフックがついているので爪を使わずにアライナーがとれます。ただ、アライナーリムーバーを紛失してしまったり持ち歩くのを忘れた場合は、アライナーがとれないなど支障があることもありますので、爪をつかって取り外しが出来るようにしておいたほうがいいです。

アライナー生活の一日の流れ

マウスピースでの歯列矯正治療が始まったら、アライナーをつけたり取ったりする生活になります。食事やお水以外の飲み物を口にするときは、アライナーを必ず取ります。間食や外食のときも同じようにアライナーを取らないといけません。学校や外出先でアライナーをとる場合などで、人前で取り外すのが恥ずかしいときは、お手洗いの個室の中で取ると矯正治療中でも周りの人に気づかれません。
アライナーは一日22時間つけておかないといけません。一日22時間装着のアライナー生活がどんな感じなのか、実際に私がマウスピースで歯列矯正治療をしていたときの一日の流れの様子を書いてみます。
社会人や学生などによって生活のスタイルは違うと思いますが、少しでも参考にしてください。

朝(起床後)

朝、起きたらまずアライナーをとって水道水でよく洗います。寝ている間は、水分補給をしないので唾液がアライナーにたまりやすくなります。唾液をよく洗ってすすいだら、ぬるま湯にアライナーをいれ洗浄剤をいれしばらくおきます。この間に、洗顔や朝食をとり歯磨きをしたら、洗浄していたアライナーを取りだし、洗浄液をまた水道水でよく洗ったあと、アライナーをつけます。ここから口に出来るのはお水のみになります。洗浄剤でのお手入れ方法は下記を参考にしてください。麦茶や緑茶も飲んでも構いませんが、着色の原因になってしまうので、アライナー生活が始まったらお水に切り替えた方が健康面でも良いかと思います。

昼(昼食後)

お昼ご飯の前にアライナーをとります。とったアライナーは朝と同じく水道水でよく洗ってから専用のケースにいれてください。アライナーは透明なので専用のケースにいれておかないと紛失してしまうことがあります。チューイやゴムをかける時に使うフックなども一緒にいれておいたほうが使う時に便利です。昼食後は、出来れば歯磨きをしてからアライナーをつけてください。学校や職場で歯磨きが難しいときは、マウスウォッシュなどを使っていただいてもいいと思います。歯と歯の間に食べ物が挟まっているなら、歯間ブラシやデンタルフロスをお使いください。

夜(夕飯後)

夕飯の前にアライナーをとりますが、お料理をされるかたは味見のときにもアライナーは取ってください。ついアライナーをつけたまま味見をしてしまうと虫歯になってしますリスクがあります。夕飯を食べ終わったらすぐに歯磨きをしてアライナーをつけます。夕飯後が一番ダラダラしてしまう時間になってしまうので、「食べたらすぐに歯磨き」そしてすぐに「アライナーをつける」という習慣を心掛けてください。そのあと、お風呂に入って寝る前にアライナーを一度取って歯磨きをしてから、アライナーをつけて寝ます。

マウスピースで治療を始めたら、アライナーを取る→食べる(飲む)→歯磨き→アライナーをつける
の繰り返しになります。最初はかなり面倒だと思いますが、綺麗な歯並びを目指して頑張りましょう。

アライナーのお手入れ方法

アライナーが汚れは唾液の成分によるものなので、外したらよく水道水に洗ってください。歯ブラシで軽くこすっても大丈夫ですが、洗浄剤を使っていただくほうが清潔にお使いいただけます。市販の洗浄剤ですと、リテーナー・マウスピース用のものもありますが、少しお値段が高いので、部分入れ歯用の洗浄剤でも成分は同じなのでお使いいただいて構いません。ぬるま湯に外したアライナーとチューイとゴムをかけるフックすべていれて洗浄剤を一ついれます。5分~15分ほどで洗浄できますので、取り出して水道水でよく洗います。できれば毎日洗浄剤を使うとアライナーを清潔にお使いいただけます。専用のケースも使っていくうちに汚れやにおいが気になってくるので、食器洗剤をスポンジにつけて洗っていただくといいと思います。このお手入方法は、歯列矯正治療が終わったあとの保定装置(リテーナー)と同じになります。

アライナー用ポーチの中身

このポーチは、私がマウスピースでの歯列矯正治療をしているときにいつも持ち歩いていたポーチです。中にはアライナーをいれる専用ケース・顎間ゴム・歯ブラシ・歯磨き粉・歯間ブラシ・デンタルフロス・小さな鏡・手拭き用のタオルが入っています。専用ケースの中には、アライナーをしっかり噛むときに使うチューイと顎間ゴムを引っ掛けるフックが入っています。ポーチでなくても専用の入れ物をつくっておくことで、アライナーの取り扱いがとても楽になります。小さな鏡は、歯に挟まった食べ物をとるときや、アライナーをつけるときに役に立ちます。

アライナーの交換日

アライナーは、10日~14日ごとの交換になります。決められて日数で決められた時間アライナーをつけることで、歯が計画通りに動いていきます。アライナーの交換日を忘れないように自分で管理することがとても重要になります。忘れないようにスマホのカレンダーにいれておいてもいいですし、アプリをつかって交換日をリマインダーで通知する方法もあります。体調が悪いときや大事な行事があるときなどは、その日を避けて交換していただいてもいいですが、次のアライナーに交換したときに、少しでも合わない・浮いているなどありましたら、次の予約まで待たずに当院までご連絡ください。そのままで先のアライナーに進んでいってしまうとさらに合わなくなってしまい、治療が遅れる可能性があります。この場合、数枚前のアライナーに戻って使用することもありますので、使用済のアライナーは破棄せずに保管をしておくようにしてください。
マウスピースで歯列矯正治療をしていて、少しでも気になることがありましたら当院スタッフにお気軽に相談してください。

2023.12.14

歯並び専門の矯正歯科医院とは

今回は、歯並び専門の矯正歯科医院についてお話していきます。歯が痛くなったり、虫歯の治療後に被せている詰め物(銀歯)がとれたり、定期健診等に通われている歯医者は、一般歯科医院と言います。一般歯科医院の中にも、小児歯科や口腔外科や訪問歯科などがあります。では、歯並び専門の矯正歯科医院とはどんな歯医者なのかご存知ですか?当院のような歯並び専門の矯正歯科医院では、虫歯の処置などの治療は行っておらず、歯の並びや噛み合わせを治す治療をするための装置を付け、装置を調整していきます。歯を直接治療する一般歯科医院と違い、矯正歯科医院は歯に付いている装置を調整して治していきます。一般歯科医院との違い、当院の歯並びの初回相談から治療までの流れ、矯正治療を始める前にしておいてほうがいいことなどお話していきます。

一般歯科と矯正歯科との違い

皆さんのお家の近くに歯科医院はありますか?〇〇歯科や〇〇デンタルクリニックなどは、一般歯科医院といい、虫歯の治療・歯周病の治療・入れ歯の調整・歯の定期健診・抜歯・インプラント治療などお口の中の治療(主に歯の治療)を行っています。歯が痛くなったり、虫歯になってしまい治療した歯の被せもの(銀歯)がとれたり、定期的に通院して歯周病のチェックなどで一度は診てもらったことがあるのではないでしょうか。このような一般歯科医院と違い、歯並びを専門として診ている矯正歯科医院は、歯の並びや噛み合わせを治療している専門の歯科医院になります。矯正歯科専門の当院では、歯並びの治療に特化しているため、歯並びの矯正治療中に出来てしまった虫歯の治療や、矯正治療を行ううえで抜歯が必要な場合は、かかりつけの一般歯科医院で治療をお願いしております。また、当院では、親知らずの抜歯は総合病院の口腔外科へ紹介させていただいております。

歯並びの相談から治療開始までの流れ

①相談

当院は、完全予約制です。初回の歯並び相談は無料で行っております。歯並びの相談のご予約をおとりしますので、HPからのWEB予約か電話でのご予約をお願いします。予約日に来院していてだき歯ならび相談申込書のご記入をお願いします。(記入していただく時間があるため予約時間の10分前にお越しください)他院からの紹介状や学校歯科健診の用紙などございましたら受付にてご提出ください。記入後、診療室からお名前をお呼びします。歯科衛生士から簡単な問診をさせていただきます。その後に医師が診察します。お口の中の写真(口腔内写真)を撮って説明に使うことがあります。カウンセリングルームにて歯並びの相談と説明をさせていただきます。費用と治療の流れなど、料金のお話もこの時にさせていただきます。相談後、矯正治療をご希望の場合は、受付にて次の精密検査と診断のご予約をお取りいたします。

②精密検査

歯列矯正治療を始める時は、まず精密検査をさせていただきます。受付にて精密検査代をお支払い後、診療室からお名前をお呼びします。当院では、小学生以上は一人で診療室に入っていただいております。付き添いの方は待合室でお待ちください。検査内容としては、前回の相談の時にお口の中の写真(口腔内写真)を撮っている場合は、お顔の写真(顔面写真)・レントゲン写真撮影(セファロ側貌 セファロ正貌 パノラマ)・口腔内印象採得(上と下の歯の歯型)・噛み合わせ(バイト)・iTeroスキャンを使ってお口の中を3Dスキャンします。相談の時に、お口の中の写真(口腔内写真)を撮っていない方、または初回の歯並び相談から精密検査までの間が一か月以上空いた方は、精密検査の時にお口の中の写真(口腔内写真)を撮らせていただきます。また、当院では、口腔内印象採得(歯型採り)を行うときは、年齢関係なく皆様に来院4時間前からお食事は控えていただいております。お水やお茶などの水分はお取りいただいても大丈夫です。

③診断

検査からおよそ一か月お日にちをいただいてから治療方針の説明の診断をさせていただきます。診断はとても大切な時間になります。精密検査の時の資料を元に医師が診断し、治療方針について具体的に説明いたします。説明をお聞きになりたい方は診断の日に一緒にご来院ください。診断の時には、治療方針の説明だけではなく、装置の説明や取り扱い方法、装置のお手入れの仕方に加え、矯正治療に伴うリスクの説明、矯正治療費などの費用の説明と当院での注意事項などお話し説明させていただきます。疑問や質問がありましたらお気軽にお申し出ください。歯列矯正治療は、症状や治療方法によって様々な装置を使って治療していきます。虫歯の治療とは異なり歯並びの治療の歯列矯正治療は治療期間も長くなります。お子様の治療や大人の方の治療でも、歯列矯正は人生で初めての治療になることが多いと思いますので分からないことは、主治医や当院スタッフまでお気軽にお声がけください。

歯列矯正治療を始める前に

中学生以上の方(特に成人の方)で、長年にわたり歯医者に行っていない、または、かかりつけの一般歯科医院で定期健診をされていない方は、歯列矯正治療を始める前に一度、虫歯や歯周病のチェック、歯の清掃をかかりつけの一般歯科医院で行ってもらうことをお勧めします。虫歯が見つかれば矯正治療を始める前(矯正の装置がつく前)に、虫歯の治療をしておく必要もあります。普段の歯磨きだけでは、歯の汚れが完全にとれていない事も多く、歯石がついている事もあります。その汚れや歯石がついている状態で矯正の治療が始まれば、歯に矯正の装置がつくことで治療前よりも歯磨きがしづらくなり、虫歯や歯周病になるリスクが高くなってしまいます。矯正治療が始まる前に、虫歯や歯周病の治療を終わらせておけばリスクを減らすことができます。また、歯列矯正治療中は定期的に一般歯科医院に通院していただき、虫歯や歯周病のチェック・歯の清掃などを行ってもらうと良いと思います。歯列矯正治療中に虫歯が見つかった場合は、虫歯の治療を優先しています。虫歯の治療が長引いてしまうと、矯正治療もその分長くなってしまいますので、歯列矯正治療をしている間は、いつも以上に丁寧な歯磨きで口腔ケア(歯間ブラシやデンタルフロスも使用)をお願いします。

相談から実際に装置がつくまで

初回の歯並びの相談から、精密検査・診断をし、実際にお口の中に矯正の装置が入るまでに3~4か月かかります。どの装置を使用するかによって多少日数は前後します。相談してすぐに装置の型取り(印象採得)をする場合は、型取りをしてから装置を作製しますので、型取りをしてから装置をつけるまで一か月お日にちをいただいております。矯正の装置がつく日が、大切な行事(大会や受験など)に重なる時は、その日を避けてご予約をお取りいたしますので、お気軽にスタッフにご相談ください。

2023.10.20

インビザライン矯正にかかる費用はいくら?美しい歯並びのための投資

こんにちは。神戸市垂水区にある歯医者「ふじよし矯正歯科クリニック」です。

歯がきれいな女性

インビザラインは、歯並びの矯正方法の一つとして注目されています。まだ歴史が浅いインビザラインについて、詳しくない方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、インビザラインがどのような矯正方法なのか、どのくらいの費用がかかるのかを詳しく解説します。治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

インビザラインとは?

インビザラインの説明

インビザラインは、カスタマイズ可能なマウスピース型の矯正装置です。

ご自身の歯並びに合わせて作られたマウスピースを120〜22時間装着し、定期的に交換しながら歯並びを整えます。

インビザラインは、1997年にアメリカで開発され、日本では2005年より利用が始まりました。2020年時点で世界100か国以上で採用され、900万人以上が治療を受けています。

2022年にはグッドデザイン賞を受賞するなど、非常に注目されている治療です。

インビザラインの特徴を、以下にご紹介します。

周りから気づかれることがない

従来の矯正、特にワイヤー矯正は、歯の表面に矯正器具が露出するため非常に目立ちました。

しかし、インビザラインのマウスピースは透明なので、よく見ないとわからないほど目立ちにくいです。口元を見られる機会が多い接客業などに従事している方でも、気兼ねなく治療を受けられるでしょう。

着け心地がよい

インビザラインは、患者さまの口内にフィットするよう設計されます。装着時の違和感が少なく、快適に使用できるでしょう。

快適なので、大人だけでなくこどもにも適しています。長時間の装着が容易なため、こどもの矯正治療にも利用されています。

食事の際の負担が少ない

歯科矯正をしている際の大きな悩みは、食事の制限や不便さです。従来の矯正器具では、食べ物が挟まることがありました。硬いものを食べる際は、破損することもあったでしょう。

インビザラインは取り外しが簡単にできるため、外してふだんどおりの食事を楽しむことができます。

インビザライン矯正にかかる費用

電卓を見つめる豚

インビザラインをしようと考えたときに気になるのは、費用でしょう。インビザライン矯正の治療開始前から治療終了後までの各プロセスでの費用について、詳しく解説します。

ただし、費用は歯科医院や症状によって変動します。一括払いや分割払いの選択肢もあるため、具体的な金額を知りたい場合は、直接通う予定の歯科医院に確認しましょう。

治療前

インビザライン治療前にかかる費用は、以下のとおりです。

カウンセリング

治療を開始する前には、通常カウンセリングが行われます。カウンセリングでは、インビザラインができるのかを確認し、費用などを説明するのが一般的です。患者さまの疑問への回答なども行われるでしょう。

カウンセリングの費用は歯科医院によって異なり、10,000円程度かかる場合もあれば無料で行っている場合もあります。

検査

説明に納得したうえでインビザラインの治療を受けることを決意した場合、精密検査を行って治療計画を立てます。検査では、レントゲン撮影やCT撮影を行うほか、顔や歯並びの写真撮影、CTスキャンを活用した歯型採取が行われるのが一般的です。

検査の内容にもよりますが、費用の相場は10,00050,000円程度です。

歯のトラブルの治療

インビザラインは、健康な歯でないと施術できません。例えば、虫歯や歯周病などのトラブルがある場合は、まず治療を行う必要があります。虫歯などの治療には保険が適用されるため、数千円程度でしょう。

歯に問題がなければ虫歯治療などの費用はかからず、すぐにインビザラインの治療を開始できます。

治療中

インビザライン治療中にかかる費用は、以下のとおりです。

診察

治療が開始すると経過観察目的で12か月に1回の頻度で診察を受ける必要があります。治療中の平均的な診察費用は、3,00010,000円程度です。

マウスピース

インビザラインの治療に使うマウスピースの枚数に応じて、費用が変動します。600,0001,000,000円ほどかかるでしょう。

保定期間

インビザラインの治療が終了したあと何も装着せずに過ごすと、歯が徐々にもとの位置に戻るリスクがあります。歯の位置を維持するために、リテーナーという保定装置を装着しましょう。

リテーナーの費用は10,00060,000円程度で、保定期間中も定期的な診察が必要です。診察費用は1回につき3,0005,000円程度となります。

保定期間は、インビザラインでの矯正期間と同程度とする歯科医院が多いです。

ほかの矯正方法の費用と比較

比較する女性

歯科矯正の費用は、歯を動かす期間や矯正を行う歯の本数、部位などによって大きく変わります。矯正期間が長い場合や、多くの歯を矯正する場合は、費用も高くなる傾向があります。使用する素材によっても費用が変わるでしょう。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯にワイヤーを取り付けて行う方法です。全体的に歯を動かす治療が多いので、費用も高くなることが多いです。

ワイヤーを歯の表面に取り付ける場合は500,000900,000円程度、裏側に取り付ける場合は900,0001,400,000円程度が相場となっています。

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、全体の歯を矯正する場合は400,00010,00,000円程度の費用がかかることが多いです。

しかし、上下の前歯を中心に矯正する部分矯正の場合、200,000450,000円程度で治療が受けられる場合もあります。

インビザライン矯正は保険が適用される?

医療保険イメージ

インビザライン矯正は自費診療となり、保険が適用されません。

また、インビザラインで使うマウスピースは、日本国内においては薬機法未承認の矯正装置です。何らかのトラブルがあった場合、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性があるため注意してください。

治療を受ける前に、医療機関でのカウンセリングを受けて、リスクや費用についての情報を十分に確認することが重要です。

インビザライン矯正にかかる費用を安くする方法はある?

疑問を持つ女性 

インビザライン矯正の費用は、治療を提供する医療機関や地域、治療内容によって異なります。インビザラインの矯正にかかる費用を安くするための方法は、以下のとおりです。

複数の歯科医院で見積もり比較する

歯科医院によって、治療費用は大きく異なります。一般的に都心部の医院は、便利な立地から治療費が高く設定されることが多いですが、高度な技術や最新の設備を持つ医院も多く存在します。

一方、郊外の医院は、土地や家賃のコストが低いことから治療費を抑えられる可能性があります。

ただし、安さのみに惹かれて医療機関を決めた結果、医師の技量が不十分で希望どおりの治療が受けられないケースもあります。インビザラインは、歯科矯正に関する高度な技術と知識、経験が治療結果に大きな影響を与えるのです。

矯正認定医や臨床士が在籍する医院は、専門的な矯正治療に関する知識や技術を持っているため、信頼性が高いといえます。治療費用のみを考慮するのではなく、医師の技量や経験、施設の設備など、多くの要素をバランスよく評価することが必要です。

医療費控除を申請する

医療費控除とは、1年間にかかった医療費が100,000円(総所得金額等が2,000,000円未満の人は総所得金額等の5%)を超えたときに受けられる、所得控除制度のことです。

インビザラインを審美目的で行った場合は医療費控除の対象になりませんが、歯並びが悪いことで日常生活、あるいは歯の機能に悪影響が出ている場合は医療費控除の対象になります。また、審美目的でもインビザラインの治療費を医療ローンで支払った場合は、ローン契約が成立した年のみ医療費控除の対象となります。

モニターになる

インビザラインの矯正治療を検討している方に、モニター制度や割引キャンペーンを用意している歯科医院もあります。活用すれば、安くインビザラインができるでしょう。

ただし、割引やモニターは、治療時間や治療のタイミングなどに条件を設けていることが多いです。症例写真として顔出しが必要なケースもあります。

複数の歯科医院を比較検討してご自身に合う制度やキャンペーンを見つけたうえで、活用を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

インビザラインの費用

インビザライン矯正は、ほかの矯正治療と比べると費用が高額になることが多いです。

しかし、患者さまの負担がなく治療できるという点から考えると、コストパフォーマンスがよい治療といえるかもしれません。

インビザライン矯正は、さまざまな方法を活用すれば費用を抑えて治療を受けられます。インビザライン矯正の費用について悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

インビザライン治療を検討されている方は、神戸市垂水区にある歯医者「ふじよし矯正歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

2023.10.13

インビザライン治療をして後悔した例!治療開始前に知っておくこと

こんにちは。神戸市垂水区にある歯医者「ふじよし矯正歯科クリニック」です。

インビザライン矯正は透明なマウスピースを使用するため人気がありますが、後悔する方もいます。インビザライン矯正を始める前に、あらかじめ後悔する原因やリスクを知るとよいでしょう。

今回は、インビザライン治療をして実際に後悔した6例と原因をご紹介します。デメリットやリスクについても言及しますので、インビザラインを検討中の方はぜひ参考にしてください。

インビザライン治療をして後悔した例

インビザライン治療をして後悔した6例と、原因をご紹介します。

予定よりも治療期間が長くなった

インビザラインは、専用のソフト「クリンチェック」を使用することで、歯並びがどのように整うのか3Dのシミュレーションで確認できます。精密な治療計画が立てられるので、治療開始前に治療期間も確認できるのです。

ただし、シミュレーションどおりにインビザライン治療を進めるには、マウスピースの装着時間や装着方法をしっかりと守らなければいけません。治療前に治療期間や費用を把握できても、装着時間や装着方法を守らないと予定よりも治療期間が延びるのです。

治療期間が延びると、診察回数やマウスピースの枚数が増加します。予定していたよりも費用がかかり、後悔するかもしれません。

噛み合わせが悪くなった

矯正治療の途中で、噛み合わせが悪くなったと感じることがあります。矯正治療を進めて予定していた位置に歯が動けば、噛み合わせの悪さは改善されるでしょう。

インビザライン治療は、マウスピースを装着して歯に矯正力をかけることで、歯並びを整える治療法です。

しかし、マウスピースの装着時間が短すぎる場合や、マウスピースの装着が不適切な場合、予定していない位置に歯が動くことがあります。誤った方向に歯が動くと、噛み合わせが悪くなるでしょう。

噛み合わせの悪さを改善するために追加でマウスピースが必要になると、治療期間と費用が余分にかかります。インビザライン治療を後悔することがないよう、マウスピースの装着時間だけでなく、装着方法も守ることが大切です。

歯並びの中心がズレた

マウスピースの装着方法が間違っていることや、インビザライン治療後にリテーナーをつける時間が短いことが原因で、歯並びの中心(正中)がズレることがあります。

インビザライン治療後、歯並びが整ったからと自己判断でリテーナーの装着を中断してはいけません。リテーナーは、矯正治療直後の歯列を固定するための重要な装置です。

矯正治療が終わった直後の歯は不安定な状態のため、歯科医師に指示されたとおりにリテーナーを装着しなければなりません。リテーナの装着を怠ると、歯がもとの位置に戻る後戻りが起きます。

インビザライン治療中は、歯科医師の判断に従うことはもちろん、定期的に歯科医院を受診して問題がないか確認してもらう必要があるでしょう。

歯茎が下がった

インビザラインのマウスピースによる矯正力が強すぎた場合、歯に大きな負担がかかって歯茎が下がることがあります。インビザライン治療は、マウスピースの装着時間を守ることを前提に計画が立てられます。

しかし、マウスピースの装着時間が短く、歯が適切な位置に移動していない状態で新しいマウスピースに交換すると、過度な矯正力が歯にかかって歯茎が下がるのです。

歯茎が下がると、知覚過敏になりやすいだけでなく、歯の根が露出することで虫歯のリスクも上がります。歯が長く見えて、見た目も悪くなるでしょう。

歯並びや噛み合わせに満足できなかった

インビザラインで治療したものの、歯並びや噛み合わせの仕上がりに満足できず後悔することもあります。

マウスピースを自由に取り外せることから装着時間が短かった場合や、間違った方法でマウスピースを装着していた場合、歯が正しい位置に動きません。理想としていた歯並び・噛み合わせにならなかったと後悔する可能性があるでしょう。

インビザラインでは、クリンチェックによるシミュレーションを患者様と歯科医師が一緒に確認できます。

しかし、理想とする歯並びのイメージを共有できていなければ、歯並びや噛み合わせに納得できず後悔するでしょう。カウンセリングや精密検査、クリンチェックによるシミュレーションなど、歯を動かす治療に入る前に歯科医師と密にコミュニケーションを取ることが重要です。仕上がりのイメージをしっかり共有しましょう。

特に、細かな要望がある方は、歯科医師に任せっきりにせずシミュレーションの段階で遠慮なく伝えてください。

治療後に歯が後戻りした

インビザラインを含めた矯正治療は、歯を動かす期間だけでなく、歯の後戻りを防ぐ保定期間も大切です。保定期間中は、インビザラインのマウスピースとは異なるリテーナーとよばれる保定装置を装着します。

しかし、インビザラインの矯正治療が終わって歯並びが整ったからと、自己判断でリテーナーの装着を中断する方がいます。保定期間中も通院する必要がありますが、通院を怠る方もいるでしょう。

リテーナーの装着を中断する、定期的な通院を怠るなどすると、歯が後戻りする可能性があります。矯正治療で整った歯並びを安定させるには、保定期間が重要です。リテーナーの装着時間も守って、しっかりと歯の位置を固定しましょう。

インビザライン治療をして後悔しないためには

インビザラインはワイヤー矯正と異なり、患者様が主体となって治療を進める必要があります。患者様の努力次第で治療の仕上がりに差が生まれるといっても過言ではありません。

インビザライン治療を後悔しないためには、以下の4つのポイントに気をつけましょう。

マウスピースの装着時間を守る

インビザライン矯正で使用するマウスピースは、自由に取り外せます。患者様自身で装着時間を意識しなければ、定められた装着時間よりも短くなるでしょう。

インビザラインは1日20〜22時間と、1日のほとんどの時間をマウスピースを装着して過ごさなければいけません。装着時間が20時間よりも短い日が続くと、噛み合わせが悪くなる、治療の仕上がりに満足できないなど、後悔につながります。

インビザライン治療中は、歯磨きや食事のとき以外は極力マウスピースを外さないようにしましょう。

適切にマウスピースを装着する

マウスピースを適切に装着することも大切です。マウスピースが歯の根元まで装着できていない場合や、ズレた状態で装着している場合、歯並びや噛み合わせに悪影響を与えます。インビザラインの治療を後悔するかもしれません。

マウスピースがズレていないか・浮いていないか確認する、チューイーを使用するなど、ご自身でマウスピースの装着方法を見直しましょう。

治療中は決められた頻度で通院する

インビザラインは、患者様自身でマウスピースを交換しながら治療を進めます。

しかし、1~2か月に一度程度は、治療の進行度を確認するために通院しなければなりません。口内の状態によっては、マウスピースの調整や追加が必要になることもあるでしょう。

特に、マウスピースの調整や追加をしたあとは、指示された通院頻度を守ってください。歯科医師に経過を確認してもらわなければ、治療がうまく進まない可能性があります。

インビザラインを後悔しないためには定期的な通院も重要なので、歯科医師の指示に従ってください。

保定期間をおろそかにしない

インビザライン治療は、定められた期間リテーナーを装着することも重要です。リテーナーを装着する期間は、矯正治療にかかった期間と同程度とする歯科医院が多く、保定期間が長ければ長いほど歯が後戻りしにくいといわれています。

インビザラインで歯並びが整っても、後戻りしては後悔するでしょう。歯科医師の指示に従って、きちんとリテーナーを装着してください。

インビザライン治療のデメリット・リスクを知ろう!

インビザラインで後悔しないためには、デメリットとリスクも知ることが重要です。

インビザライン治療のデメリットとリスクは、以下のとおりです。

マウスピースの装着時間や装着方法に仕上がりが左右される

インビザラインは、自由にマウスピースを取り外せることがメリットです。

しかし、マウスピースの装着時間など自己管理ができなければ、予定していた期間で治療が終わりません。マウスピースが浮いている・ズレている場合は、最適な位置に歯が動かず、歯並びや噛み合わせが整わないでしょう。

インビザラインは、患者様の努力次第で治療の仕上がりに差が生まれるのです。

治療できない症例がある

インビザラインは、マウスピースを交換しながら徐々に歯を動かす治療です。歯を大きく動かす必要がある場合、対応できないかもしれません。

重度の叢生や出っ歯など、ワイヤー矯正のほうが適していることがあります。

インビザライン治療のメリット

インビザラインは、矯正治療中であることを知られたくない方や、痛みを避けたい方、虫歯や歯周病が気になる方に適した治療といえるでしょう。

インビザライン治療のメリットは、以下のとおりです。

透明なマウスピースを使用するので目立たない

インビザラインでは、薄く透明なマウスピースを使用します。歯茎のラインに沿ったデザインなので、治療中であることに気づかれる可能性が低いです。

虫歯や歯周病のリスクが低い

インビザラインは、歯磨きや食事の際に取り外せます。

ふだんどおりに歯磨きできるので、ワイヤー矯正よりも虫歯や歯周病になるリスクが低いでしょう。

違和感や痛みが少ない

インビザラインは、マウスピースを1~2週間ごとに交換して治療を進めます。マウスピースを清潔に保ちやすく、少しずつ歯を動かすので違和感や痛みが少ないです。

まとめ

インビザライン矯正は、患者様自身でマウスピースを管理する必要があります。マウスピースの装着時間が短いと、治療期間が延びる、仕上がりに満足できないなど、後悔することがあるでしょう。

しかし、インビザライン治療を後悔する原因は、患者様の努力次第で解消できます。インビザライン治療を後悔しないためには、きちんとマウスピースを管理し、定期的に通院することが大切です。

インビザライン治療を検討されている方は、神戸市垂水区にある歯医者「ふじよし矯正歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

2023.10.11

歯列矯正治療と楽器(吹奏楽)

今回は、歯列矯正治療をしながらでも楽器の演奏や、吹奏楽部に入っても問題ないか?についてお話していきます。つい先日も、歯並びの相談に来院された小学高学年の保護者の方が「中学で吹奏楽部に入部したいと言っているので矯正しながらでもできるか聞きたい」とおっしゃっていました。文化部の中でも最近は特に、吹奏楽部が人気なようで当院に通われている方の中でも吹奏楽部に入部して楽器を演奏しておられる方が多くいます。そして必ず聞かれるのが、楽器の演奏は可能ですか?中学生や高校生になったら吹奏楽部に入部をしたいと思っていますが、矯正の装置が入っていても演奏できますか?吹奏楽部の顧問の先生に、歯並びの矯正治療中なら矯正の先生に楽器の相談をするように言われましたが大丈夫ですか?止めておいたほうが楽器はありますか?など聞かれることがあります。吹奏楽部に入ると学校に置いてある楽器ではなく、新しく自分専用の楽器を購入するご家庭も多いので、事前にしっかり確認をする必要があります。私の家族も吹奏楽部に入っていましたが、入部後に楽器を購入しました。かなり高額なお買い物になりました。今、歯列矯正治療中の方や、これから治療をお考えの方で楽器(吹奏楽)を演奏される方の参考になればと思います。

吹奏楽部でも装置はできる?


基本的には、矯正の装置がついていても問題ないと思います。とくにお口を使って演奏をしない楽器(ドラム・ピアノ・ギター・ベースなど)は、歯並びの治療をしていても問題なく演奏できます。問題が出るとしたらお口をつかって演奏する楽器(トランペット・トロンボーン・サックス・クラリネット・フルート・ホルン・オーボエなど)は、矯正の装置があたって口内炎になってしまい、音が上手く出せないこともあります。また、お口と楽器が触れない楽器(バイオリン・ビオラ)などは、楽器を顎に挟んで演奏するため、顎の噛み合わせに影響が出てしまい、顎関節症になる可能性もあります。歯並びの不正咬合の種類によって避けておいたほうがいい楽器もあります。

吹奏楽部に入部するとき


中学や高校に進学してから、部活動で吹奏楽部を希望されるときは、まず矯正の主治医にご相談をお願いします。また、吹奏楽部の顧問の先生にも、歯並びの矯正をしているとお伝えください。主治医に相談し顧問の先生にお伝えしてから希望する楽器を演奏できるか確認をとることがとても大切です。最近は、希望の楽器を事前に3つほど候補をあげてから決まるみたいですが、矯正の装置がついていると演奏に影響がでることがありますので注意が必要です。

装置をつけることで影響があること

①音が出しにくい

お口を使う楽器の演奏は、楽器を吹くときの舌の動き・唇の動き・頬の動きなどとても繊細な動きをして音を奏でます。歯並びの矯正の様々な装置は、お口の中につきますので慣れるまでは音(特に高音)が出しにくくなります。楽器によって慣れる間隔は変わります。また、矯正の為に抜歯をした場合は、抜いたところから空気が漏れてしまい音が出しにくくなることがあります。

②装置があたって口内炎になる

ワイヤー治療をしている場合は、唇に楽器を押し付けて吹くような楽器(トランペットやトロンボーンなど)を吹くときに、唇を強く楽器のマウスピースに押し付けるため、口内炎になりやすくなります。お渡ししている透明のワックスをつけることで口内炎は防ぐことが出来ます。

③装置を外したあとも影響がでる

矯正の装置をつけての演奏に慣れていると、今度は装置を外した時に違和感があり演奏に影響がでることもあります。また、矯正の装置が外れても保定装置をつけないといけません。装置を外したあともしばらく慣れるまでは、演奏に影響がでることがあります。

不正咬合の種類と楽器の種類


吹奏楽で使われる楽器には、木管楽器と金管楽器がありそれぞれにシングルリード・ダブルリード・リップリードなどがあり、不正咬合の種類によっては避けたほうがよいものがあります。
例えば、吹奏楽部で人気の楽器のクラリネットやサックスは、シングルリードの木管楽器ですが、吹くときに下の唇を軽く巻き込むようにして下の歯の上にかぶせ楽器のマウスピースを置き上の前歯にあて上の唇をさらに覆いかぶせるようにして演奏します。上顎前突(出っ歯)や開咬の不正咬合があると歯並びを悪化させるうえ、矯正治療中の場合は治療の妨げになることもあります。また、トランペット・トロンボーンは、リップリードの金管楽器ですが、吹くときには、楽器のマウスピースを唇に強く押し当てるため、叢生(歯並びがガタガタ)や過蓋咬合(噛み合わせが深い)の不正咬合の場合は、口内炎になりやすいうえにうまく楽器が吹きにくいなど影響がでることがあります。

矯正装置で楽器が吹けない?


当院の患者さんのお話ですが、「ワイヤー治療を始めた後に吹奏楽部に入部しトロンボーンを吹いているが部活動に支障がでる。装置にあたって血がでて口内炎になってしまう。装置を一旦取れないか?」と、おっしゃる患者さんが一人だけおられました。保護者同伴で相談をしこの患者さんは、ワイヤー治療からマウスピースでの治療を選択しその後は問題なく部活動が出来ていました。楽器や付けている装置によって、支障がでることがありますので、矯正治療の主治医にご相談をお願いします。

マウスピースでの治療なら影響がない?


歯の表側に装置がつくワイヤー治療よりも、取り外しが可能なマウスピースでの治療のほうが、楽器を演奏するのは影響がないようです。矯正の装置と楽器があたってできる口内炎のリスクも少なく、舌・唇・頬の動きにも影響が少ないと思います。ただし、マウスピースでの治療は全ての方の不正咬合に適応していないため、マウスピース治療が行えない場合があります。

こんな時はお知らせください!


歯並びの矯正治療中でも、楽器を演奏することは問題ありませんが、ワイヤー治療中にワイヤーを交換したときの痛みがでてしまう、新しい装置をつけると違和感がさらに増してしまうことがあります。コンクールなどの大会の前や、定期演奏家などの発表会の前などはさけて治療することは可能なので、お気軽に矯正治療の主治医やスタッフにご相談ください。

2023.10.04

歯列矯正治療中に引っ越し・留学するとき

今回は、歯列矯正治療中にお仕事や進学等で、引っ越しや海外に留学する場合、歯列矯正治療をどうすればいいのかお話します。
歯並びを整えるための歯列矯正治療は、一般の歯医者さんで治療する虫歯や歯周病とは違って、治療の期間が数年かかるなどで長期間になります(大人の方の場合でも2年~3年)。治療を始めるときは、引っ越しなどないと思っていても数年治療で通う間に、転勤や異動での引っ越し・進学するときの引っ越しなどは、長期にわたる歯列矯正治療では出てくる問題になります。

また、当院の近くには、神戸市外国語大学があるため、歯列矯正治療の途中で海外に留学される方も多くおられます。今の治療を中断・中止して、引っ越し先で治療を再開することを転院(てんいん)もしくは転医(てんい)といいます。基本的に転医は可能ですが、治療の内容によっては転医先で同じ治療ができないことがありますので注意が必要です。

転医するときの注意点

①同じ治療は行えない

歯列矯正治療で使われている装置には、同じようにみえても沢山のメーカーや種類があります。先生によって使用する矯正の装置が違うため、今の治療のまま転医先の医院で引き続き同じ治療ができないのです。ワイヤー治療の場合だと、転医前に一度全部装置をとってしまい、歯が後戻りしないように仮の保定装置をお渡しし、転医先で新たに治療していただくということになります。マウスピース治療の場合は、転医先で新たに再スキャンをする必要があります。

②舌側矯正の場合

舌側矯正とは、歯の裏側にワイヤーをつけて治療することで前からワイヤーが見えず目立たないワイヤー治療のことをいいます。舌側矯正の途中でも転院は可能ですが、通常のワイヤー治療と違って、そもそも舌側矯正治療を取り扱っていない医院が多く、転院先が決まらないこともありますので注意が必要です。

③手術予定の治療をしている場合

顎変形症などで、術前矯正治療を行っている場合も、転医が難しくなります。なぜなら、術前矯正治療は、手術を担当してくださる総合病院の口腔外科と連携して治療をおこなっています。口腔外科で手術日が決まるとその日に合わせて矯正治療も進めています。治療途中で転医をすると治療が遅れてしまい、手術日に間に合わなくなってしまいます。術前矯正治療中は、連携している総合病院の手術スケジュールもありますので、途中での転医が難しいです。

治療途中で転医する場合のリスク

①治療費が再度必要

歯並びを整える歯列矯正治療の料金は、各医院によって違います。転医の際は、当院のそれまでの治療費は一旦精算しますが、転医先の医院で治療費が再度必要になります。医院によって治療費の他に調節料などが必要な場合もありますので、転医先の医院でご相談ください。

②転医する医院を探す必要がある

引っ越し先によっては、当院からご紹介できる地域もありますが、そうでない場合は、ご自身で引き続き治療をしてくださる医院を探していただかなければなりません。手間も労力もかかってしまいます。引っ越し後は何かと他にも手続きが多くあり、転医先を探す暇もしばらく無いかもしれません。

③治療が長引いてしまう

歯列矯正治療を途中で止めていますので、次の治療を始めるまでの期間が開いてしまい、そのために、そもそもの治療期間がさらに伸びて治療が長引いてしまいます。矯正治療は、歯に少しずつ力を加えて動かしていく治療です。もし、途中で数か月ほど動かす力が歯にかからなければその間は全く治療が出来ていないことになります。結果、当初の予定よりも治療期間が長くなってしまいます。

転医(転院)の流れ

もし、引っ越しの可能性がある場合、他県への進学を考えている・転勤になりそうなど、分かった時点で早めに主治医にお伝えください。転医の手続きと引っ越しまでの矯正治療の方針を決めていきます。転医資料の作成や、治療費の精算も行います。転医資料をお作りするのにはお時間をいただいておりますので、引っ越しをする可能性がありましたら、お早めにご相談ください。お引っ越し先によっては、当院からご紹介できることもありますので、あわせてご相談ください。治療費の精算、転医資料の確認とお渡し、診療情報提供書などお渡しいたしますので必ずご来院をお願いします。(未成年の方は保護者同伴)
引っ越し後、転医先にご連絡のうえ相談のご予約をお取りいただき矯正の治療を再開してください。

転医する場合の治療費について

転医する場合は、当院規定により矯正治療費の精算をいたします。転医の際は、転医資料代(大阪大学病院諸料金に準じる)が別途必要になります。また、海外へ転医の場合は転医資料代の他に別途費用がかかります。なお、精算時に計算の結果、金額がマイナスの場合は患者様から当院にお支払いいただきます。詳しくは同意書をご確認ください。

海外への留学の場合

先にもお話したように、当院の近くには神戸市外国語大学がありますので、通われている学生の方の矯正治療も多いです。外国語大学に通われていると、数か月海外へ留学されることが多いため、いつから留学予定なのかを確認し、治療方針を決めていきます。長期間の留学の場合、一度、治療を中断し装置を外して仮の保定装置をお渡しすることもあります。(治療方法によって異なる)帰国しましたらご連絡をいただき予約をして治療を再開します。

進学・就職前の場合

まだ、歯列矯正治療を受ける前で、進学や就職で県外に行く可能性がある場合は、進学先や就職先が決まってから歯列矯正治療を始められるのをお勧めしています。歯列矯正の治療は数年かかることが多いため、通院回数が多くなりますのでお近くで治療を始めた方が金銭面でも良いかと思います。当院ですでに歯列矯正治療中の方で、高校や大学で県外に引っ越される方、就職後に転勤で県外に引っ越される方で、通院が困難であれば転医手続きをさせていただきます。ちなみに通院間隔は、通常のワイヤー治療で月一回、マウスピース治療の場合二か月に一回通院していただきますが、月一回なら…と遠方に引っ越されたあとも転医せずに通われている方もおられます。転医をするか、そのまま通って治療を継続するかは主治医とご相談していただければと思います。

まとめ

歯列矯正治療を始めると数年装置をつけなければなりません。通っていただく期間が長くなりますので、その間に引っ越しや留学で治療を中断する必要があれば、お早目に当院の主治医にご相談ください。最適な方法を決めていただければと思います。

2023.08.30

保定装置と後戻りについて

今回は、歯列矯正治療が終わったあとに使用していただく、保定装置(リテーナーといいます)と、保定装置を決められたとおり使用していないとおきる後戻りについてお話します。何年も頑張って歯列矯正治療をして、綺麗な歯の並びと正しい噛み合わせになっても、歯は元に戻ろうとして崩れてしまいます。歯列矯正治療後に、歯の並びが崩れてしまうことを、後戻り(あともどり)といいます。

歯列矯正治療は、何年もお口の中に、ワイヤーやブラケットなど様々な装置が入っています。歯列矯正治療の治療期間が終わると、装置を全部取りますので開放感とともに、お口の中がスッキリします。ご飯も食べやすくなりますし、歯磨きもしやすくなります。この開放感や達成感からつい保定装置(リテーナー)をつけるのを忘れてしまうと、歯はすぐに元に戻ろうと動いてしまいます。歯列矯正治療は、歯を動かす時期を治療期間といい、矯正の装置を外したあとに歯を固定する時期を保定期間といいます。歯列矯正治療が終わったら治療した歯の位置が元に戻らないようにするために固定をし歯を今ある正しい位置に定着させなければなりません。後戻りを防ぐためにも、保定装置(リテーナー)の必要性を知っていただければと思います。

保定装置(リテーナー)とは

歯列矯正の治療後に使う装置のことを、保定装置(リテーナー)といいます。歯列矯正の治療後、装置を外してすぐの歯は、歯と歯の周りの骨(歯槽骨)がまだ不安定なため動きやすくなっています。動きやすい歯は、自然に元の悪い歯並びの時の位置に戻ろうとします。歯が元の位置に戻らないよう定着するために、保定装置(リテーナー)をお渡しします。保定装置は、主治医の判断に従い正しく適切にお使いください。

保定期間とは

歯列矯正治療が終了し、綺麗に整った歯並びと噛み合わせを保定(固定)する期間を、保定期間といいます。矯正の装置を外して最初の一年間(特に外した直後の数日)は、歯が元に戻りやすいので、食事の時、歯磨きの時以外は、保定装置(リテーナー)を必ず使用するようにしてください。後戻りがなく歯の並びが安定してきたら、主治医の判断で、夜(寝る時だけ)など使用する時間は短くなります。また、通院間隔も保定後は、1か月後、3か月後、6か月後となり、その後は1年ごとの通院になります。

 

保定装置(リテーナー)の種類

当院では、歯列矯正治療後の保定装置(リテーナー)は、基本的に可撤式(取り外し可能)の保定装置を使用しますが、例外的に固定式(取り外し不可)の保定装置を使用することがあります。

①可撤式の保定装置

可撤式(かてつしき)の保定装置は、取り外しが可能です。下の歯の保定装置は、歯列矯正治療を行った部位や歯列によって、形が変わります。保定開始後1年間は毎日(一日中)つけてください。食事と歯磨きのときは、外してください。

可撤式保定装置のメリット

  • ・耐久性が良いため長期間の使用が可能
  • ・取り外しが出来るので、食事や歯磨きがしやすい
  • ・歯磨きがしやすいので虫歯のリスクが減る
  • ・咬合面(噛み合わせ)が覆われていないので噛み合わせの影響がない

可撤式保定装置のデメリット

  • ・慣れるまで話しづらい
  • ・銀色のワイヤーが表側にくるので、お口を開けたときに保定装置が見えてしまう
  • ・自分で取り外しが出来るため、長時間外したままにすると歯が後戻りしやすくなる

②固定式の保定装置(フィックスドリテーナー)

固定式の保定装置は、取り外しが出来ません。半永久的に、細いワイヤーを歯に接着したままになります。

固定式の保定装置のメリット

  • ・装置が歯の裏についているため、他の人から見えない
  • ・取り外す必要がないため手間がかからない
  • ・装置が外れなければ後戻りしにくい

固定式の保定装置のデメリット

  • ・歯の裏側につけるため慣れるまで舌感が悪くなる
  • ・細いワイヤーがついているため保定部分にデンタルフロスが使用できない
  • ・歯石がつきやすくなる
  • ・外れていることに気づかないと歯が後戻りしてしまう

白いワイヤー・マウスピース治療後の保定装置

標準でのワイヤー治療は銀色のワイヤーですが、目立たない白いワイヤーで治療された方や、マウスピースでの治療を終えた方の保定装置は、保定後もできるだけ目立たないように前歯の部分は、樹脂製の半透明の保定装置をお渡ししております。半透明なので審美性が高く、保定中も目立ちにくくなっています。

保定装置(リテーナー)のお手入れ方法

取り外しができる保定装置は、外した後、流水でよくすすいでください。特に朝起きてすぐの保定装置は、日中よりも唾液が多くついていますので、よくすすいでください。歯ブラシに歯磨き粉をつけて軽く磨いていただいても構いません。その際も、よく流水ですすぐようにしてください。出来ましたら、一日に一回洗浄剤(ポリデント 矯正用リテーナー用洗浄剤)などを利用していただくと、清潔にお使いいただけます。また、熱で変形してしまうため、熱湯で洗うことや夏場など高温になる車内に放置することはやめてください。保定装置を外したら、必ずケースにいれてください。小さいお子さんがいたずらしたり、ペットが誤って食べたり噛んだりしてしまうことがあります。紛失や破損すると別途料金がかかりますのでご注意ください。

後戻り(あともどり)とは

歯列矯正治療をして、綺麗に整った歯の並びが、治療後に矯正の装置を外したあとに歯が元の場所に戻ろうと動いてしまうことを後戻り(あともどり)といいます。ワイヤー治療やマウスピース型の治療など、どの治療をしても保定装置を正しく使用していないと後戻りをしてしまいます。また、舌癖が残ったままだと後戻りの可能性が高くなります。

保定装置(リテーナー)の必要性

保定装置(リテーナー)は、歯を動かして正しい位置にする矯正治療とは異なり、正しい歯並びに整った歯をその位置から動かないように定着(固定)するために使用します。

ぜひ、このコラムを読んでいただき、保定装置(リテーナー)の必要性を理解して、後戻りを防ぎ綺麗な歯並びと噛み合わせを維持していただきたいです。

当院では、保定期間が1年過ぎても問題がなければパジャマのようにお使いください。とお伝えしています。寝る時にパジャマを着るように日常の生活の一部として保定装置(リテーナー)を長くご使用してください。ただし、加齢によって生じる歯並びの変化は止められません。ご使用中に、紛失・破損など気になることがありましたら、いつでも当院にご連絡をお願いいたします。

2023.08.18

インビザライン治療後に装着するリテーナーとは?装着期間や注意点!

  • こんにちは。神戸市垂水区にある歯医者「ふじよし矯正歯科クリニック」です。
  • 専用のケースに置かれたインビザラインのマウスピース

インビザライン治療後に装着するリテーナーとは、動かした歯を固定するための装置のことです。矯正治療で動かした歯は、もとの位置に戻ろうとする「後戻り」を起こします。後戻りを防ぐために、リテーナーの装着が必要なのです。

今回は、インビザライン治療後に装着するリテーナーについて、装着期間や注意点を解説します。

リテーナーとは?

顎に手を当てて考えるアジア人女性

リテーナーとは、歯列矯正の治療後に装着するものです。新たに矯正された歯の位置を固定し、もとの位置に戻ることを防ぐ目的で使用されます。

矯正直後の歯は十分に安定していないため、何もしなければ歯は自然ともとの位置に戻ろうとする傾向があります。歯がもとの位置に戻ろうとする現象を「後戻り」とよび、後戻りを防ぐためにリテーナーが必要となるのです。

リテーナーは、ワイヤー矯正やインビザライン矯正など、どの矯正治療のあとにも使用されます。矯正治療は歯を理想的な位置に動かす手段であり、リテーナーは矯正治療の成果を維持する役割を果たすのです。

特に、インビザライン矯正のあとには、専用のリテーナーであるビベラ・リテーナーがよく使用されます。透明で取り外し可能な装置で、歯にぴったりとフィットします。日々の生活に大きな影響を与えることなく、矯正した歯並びを維持できるでしょう。

インビザライン治療後に後戻りが起こる原因

机に置かれた?と虫眼鏡のキューブ

インビザライン治療後に後戻りが起こる原因は、以下のとおりです。

リテーナーを適切に使用しなかった

インビザライン矯正治療後の歯の後戻りは、主にリテーナーの装着不足から生じます。治療が完了したあとも、リテーナーを適切に使用することが重要です。リテーナーを装着しないと、歯は徐々にもとの位置に戻り始めます。

リテーナーにはいくつかの種類があり、使用方法に注意が必要です。フィックスタイプのリテーナーは歯列に固定されるので、着脱の管理は不要です。

しかし、ワイヤープレートタイプやマウスピースタイプのリテーナーは取り外し可能な装置なので、決められた装着時間を厳守しなければなりません。

リテーナーを装着する保定期間の長さも非常に重要です。歯の位置を固定するための保定期間は、矯正治療に要した期間と同程度、つまり数か月から数年程度必要です。リテーナーの装着を面倒に感じて途中でやめる人も少なくありません。

しかし、リテーナーの装着を怠った場合は、ほぼ確実に歯が後戻りします。矯正治療の成果を維持するには、リテーナーの正しい使用と長期的な継続が不可欠です。

口腔習癖がある

口呼吸、舌突出癖(舌を前に出す癖)、爪や唇を噛むなどの口腔習癖は、歯並びに悪影響を及ぼす可能性があります。口腔習癖があると歯並びが悪くなるだけでなく、インビザラインなどで矯正したあとの後戻りが起きやすくなります。

口腔習癖を改善することは、矯正治療中と治療後の両方において重要です。矯正治療の効果を最大限に引き出し、そのあとも美しい歯並びを維持するために、口腔習癖を改善しましょう。

歯周病が進行している

歯周病が進行すると、歯茎や顎の骨が徐々に溶けます。歯を支える組織が破壊されて歯が動きやすくなり、噛み合わせも不安定になる可能性があります。

特に、インビザライン矯正後に歯周病になって進行した場合、矯正した歯並びが保たれにくくなるでしょう。歯並びがもとの位置に戻るだけでなく、より悪い方向へ変化することもあります。

矯正治療の結果を維持するには、歯周病の予防と管理が非常に重要です。歯磨きやフロスなどの日常的な口腔ケアを怠らず、定期的に歯科医院での定期検診を受けましょう。

インビザラインが苦手な症例だった

インビザラインは快適に使用できる矯正装置であり、多くの状況で非常に効果的です。

しかし、すべての歯並びの問題に対応できるわけではありません。例えば、骨格的な異常が原因のケースや抜歯を伴う大きな歯の移動が必要なケースなどは、インビザラインでの矯正が難しいです。

一部の歯科医院では、インビザライン以外の矯正方法に対応していないため、適切ではないケースにもインビザラインを使用して無理に治療を進めることがあります。無理な矯正治療は、後戻りなどのトラブルを引き起こす可能性を高めます。

自分に合った矯正方法を選択できるように、矯正方法の種類が豊富な歯科医院を選ぶとよいでしょう。

リテーナーの種類

顔が書かれた木のブロックを一つ選ぶ

リテーナーの種類は、主に3つに分けられます。固定式のタイプや患者さま自身で取り外しができるタイプがあります。それぞれのメリットやデメリットをふまえながら詳しく確認しましょう。

フィックスタイプ

フィックスタイプのリテーナーは、歯の裏側に直接ワイヤーを取り付ける保定装置です。主に、下の前歯6本(犬歯から犬歯)に使用されます。

フィックスタイプのリテーナーの大きなメリットは、装置が歯の内側にあるため目立たないことです。細いワイヤーを固定するだけなので不快感が少なく、長時間装着できることもメリットでしょう。

一方、患者さま自身で取り外すことができないため、ブラッシングがしにくくなることがデメリットです。定期的に歯科医院でプロによるクリーニングを受ける必要があるでしょう。

また、歯の裏側に取り付けられるので、自分で装置の状態を確認することが難しいです。そのため、歯から外れても気づかないことがあります。

適切に取り付けられていない状態が続くと、歯並びの後戻りの原因になります。何か違和感がある場合は、すぐに歯科医院に相談しましょう。

マウスピースタイプ

マウスピースタイプのリテーナーは、インビザライン矯正で使用する透明なマウスピースに似ている装置です。インビザライン矯正専用のリテーナーは、ビベラ・リテーナーとよばれます。

マウスピースタイプのリテーナーの特徴は、歯を全体的に覆って歯の動きを防ぐことでしょう。特に前歯に凹凸がある場合は、歯全体を安定させる効果が期待できます。

また、ワイヤーが使用されていないため目立たず、違和感も少なく、快適性が非常に高いリテーナーです。

しかし、噛み合わせの部分も覆うため、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方の使用には適していません。マウスピースにすぐに穴があく可能性があります。

ワイヤープレートタイプ

ワイヤープレートタイプのリテーナーは、矯正後の歯並びを保つために最も一般的に使用される装置の一つです。歯の表側にワイヤーを配置し、歯列が外側に飛び出すことを防ぎます。歯の裏側は透明なプラスチック素材で覆い、歯列が内側に入ることを防ぎます。

ワイヤープレートタイプのリテーナーの特徴的なメリットは、噛み合わせる部分を覆わないため、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方でも破損しにくいことです。壊れた場合の修理が容易なこともメリットでしょう。

ただし、歯の表側にワイヤーを取り付けるため、装着時には目立ちます。見た目にこだわる方には不向きでしょう。

リテーナーの1日の装着時間

青い机に置かれた赤い時計

リテーナーの装着時間は、一般的に120時間以上とされています。取り外し不能な固定式リテーナーの場合、装着時間を気にする必要はありません。取り外し可能なリテーナーの場合、患者さま自身で管理する必要があります。矯正治療が終わった直後は、歯が最も後戻りしやすい期間であるため特に注意が必要です。

歯並びの安定状況を確認しながら、リテーナーの装着時間を徐々に減らしていくのが一般的です。最終的には、就寝時のみリテーナーを装着するようにします。

ただし、理想的な歯並びを維持するには、リテーナーの装着時間が長ければ長いほどよいとされています。そのため、患者さま自身が日常生活のなかで適切な時間を見つけて、なるべく長くリテーナーを装着することが大切です。

リテーナーの装着期間

風でめくれるカレンダー

リテーナーの装着期間、すなわち保定期間は最低でも約2年とされています。

しかし、患者さまの状態や矯正治療のケースによって大きく変動します。歯並びが整ってきたからといって、自己判断でリテーナーを外すのはやめてください。自己判断でリテーナーを外すと、後戻りを引き起こす可能性があります。

矯正治療が完了しても、リテーナーを続けて使用しましょう。リテーナーの使用期間が長いほど、美しい歯並びを維持することができます。

後戻りを起こさないために気を付けること

黄色い背景に浮かぶ!マークが書かれた吹き出し

インビザラインをはじめとする矯正治療は、高額な治療費用が必要です。費用や時間を無駄にしないためにも、後戻りを起こさないように注意しましょう。

リテーナーの使用方法を守る

リテーナーの使用時は、歯科医師の指示を常に忠実に守ることが非常に重要です。保定装置の使用ルールは食事と歯磨き以外の時間は常に装着することで、インビザラインと同様です。

歯並びが安定してきたら就寝時のみの装着になることもありますが、自分で判断しないでください。歯科医師の判断に従って装着時間を調節しましょう。

保定期間は、歯科医師によって判断が異なります。2年程度で終了すると指導する歯科医師もいれば、一生涯装着を続けるように指導する歯科医師もいるでしょう。

大切なのは、リテーナーは歯並びが後戻りしないために非常に重要な役割を果たしているという事実を忘れないことです。

口腔習癖を改善する

後戻りの原因になる口腔習癖がある場合は、改善しましょう。可能であれば、インビザライン矯正を始める前に習慣を改めるのが理想的です。

口腔習癖をなくすことで、インビザライン矯正はよりスムーズに進行します。もし矯正開始前の改善が難しい場合、矯正治療中や矯正後でも改善に努めることが大切です。

口腔ケアを怠らない

歯周病が進行すると後戻りが起きる可能性が高まることを上述しました。歯周病を予防するには、日常的な歯磨きと定期的な歯科医院でのクリーニングが不可欠です。

毎日丁寧に歯磨きを行っていても、完全に落とすことのできない汚れが存在します。歯磨きでは落とせない汚れは、歯科医院でのクリーニングで除去しなければなりません。

歯周病の検査と歯のクリーニングは、後戻りを防ぐだけでなく、健康な歯を維持するためにも非常に重要です。最低でも半年に一度は歯科検診やクリーニングを受けましょう。

まとめ

マウスピースを装着しながら笑う女性

インビザライン治療後に装着するリテーナーとは、整えた歯並びを固定させるための装置です。特に、矯正治療の終了直後は、歯がもとの位置に戻ろうとする後戻りが起きやすい状況です。そのため、インビザライン治療後およそ2年間は、リテーナーを装着する必要があります。

リテーナーの装着時間は120時間以上が基本ですが、歯列が安定してきたら装着時間は短くなります。矯正治療が終わったからといって、リテーナーの装着を怠ると後戻りが起きるでしょう。再び矯正治療が必要になる可能性もあるので、リテーナーの装着は適切に行ってください。

リテーナーには固定式と着脱可能なタイプが存在します。インビザライン専用のリテーナー、ビベラ・リテーナーは、患者さま自身で取り外しができるタイプです。インビザライン同様に患者さまの管理能力が問われるでしょう。歯科医師の指示をしっかり守り、美しい歯並びを長持ちさせましょう。

インビザライン矯正を検討されている方は、神戸市垂水区にある歯医者「ふじよし矯正歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

2023.08.04

インビザラインの治療期間と治療のプロセスを詳しく解説

こんにちは。神戸市垂水区にある歯医者「ふじよし矯正歯科クリニック」です。

マウスピースを両手で持って装着する女性

インビザラインの治療について、どのようなイメージをお持ちでしょうか。インビザラインは治療期間が長いと思っている方も少なくありません。長い場合は治療期間が3年ほどかかる方もいますが、マウスピースを装着する期間は2年以下の方が多いです。

今回は、インビザラインの治療期間や治療のプロセスなどを解説します。

インビザラインとは?

2枚のマウスピースを持つ左手

インビザラインとは、近年人気が高まっているマウスピース矯正ブランドのひとつです。シェア率は世界でもトップクラスで、豊富な実績を誇ります。

従来のワイヤー矯正と比較すると強い力がかからないので、治療中の痛みが少ない利点があります。透明なマウスピースを使用するため、目立ちにくいこともメリットでしょう。

インビザラインは、食事や歯磨きの時間を除いた12022時間以上透明なマウスピースを装着します。1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換することで、歯をゆっくり動かし歯列を矯正するのです。

永久歯に生え変わっていれば、こどもから大人まで幅広い年齢層の方が治療できます。

インビザラインの治療期間はどれくらい?

緑とオレンジの机に置かれたカレンダー

インビザラインの治療期間は個人差が大きく、一律ではありません。矯正範囲で比較すると、部分矯正では半年〜1年程度、全顎矯正では23年程度といわれています。インビザラインでの矯正期間が終わったあとは、保定期間とよばれる歯を安定させる期間が必要です。

治療期間を短くしたいと考える方もいるでしょう。

しかし、治療期間の極端な短縮は難しいといえます。無理に治療期間を縮めようとすると、治療後の後戻りや疼痛の原因になります。少しでも治療期間を短くしたい方は、毎日の装着時間をできるだけ長くする、定期メンテナンスでしっかり歯科医師の助言・診察を受けることなどを徹底しましょう。

インビザラインの治療のプロセス

START GOALのステップアップ

インビザラインの歯列矯正は、初診後にすぐに行えるわけではありません。インビザライン治療のプロセスを確認しましょう。

診察前のカウンセリング

まずは、診察前にカウンセリングを行います。歯列の悩みや希望の矯正方法、費用、仕事内容(定期的な通院が可能か、インビザラインの装着ができるか)などを聴取されます。

希望の仕上がりにならなかったなどのトラブルを避けるために、ご自身の希望をしっかりと伝えましょう。

精密検査

カウンセリングが終わったら、診察と精密検査を行います。歯科医師が口腔内の様子を視診します。レントゲンやCT、スキャナーを使用して、歯や歯茎の健康状態や歯の根幹などもしっかり確認します。

シミュレーション(3D

精密検査の情報をもとに、どのような歯列になるかシミュレーションします。3D技術で360度さまざまな角度から歯列の完成系を確認します。

修正したい部分があれば伝えて、違うパターンを作成してもらいましょう。

マウスピースの作成・装着開始

シミュレーションして歯型を取ったあと、約6週間でインビザラインのマウスピースが完成します。マウスピースの枚数は人によって異なりますが、治療に必要なマウスピースが一括で作成されます。

マウスピース装着に関する指導を受け、インビザラインでの矯正治療が始まるのです。

定期検診

トラブルが発生していなければ、12か月に1回、定期検診を受けます。定期検診では、虫歯や歯周病の有無などを調べます。歯が計画どおりに動いているか確認し、必要であればマウスピースの微調整を行うでしょう。

歯やマウスピースの状態を確認して、アタッチメントを装着することもあります。アタッチメントは、矯正治療が終了するまで装着するのが一般的です。

リテーナーの装着

矯正治療が終了したら、歯が後戻りしないようにリテーナーを装着します。

後戻りとは、移動させた歯がもとの位置に戻ろうとすることです。リテーナーを装着して歯の後戻りを防ぎ、矯正後の位置に歯を定着させる期間を「保定期間」とよびます。保定期間中は、3か月に1回の頻度で通院します。

保定期間が終われば、インビザラインによる矯正治療も終了です。すべての工程を完了するまでに、長い場合は約3年を要します。

インビザラインの治療が長引く原因

顎に手を当てて悩む女性

インビザライン治療が長引く原因にはどのようなものがあるのでしょうか。防ぐことが難しい理由もありますが、ご自身で注意すれば予防できる理由もあります。

歯列の乱れが重度である

治療に使用するマウスピースの枚数は4060枚と、個人差が非常に大きいです。1枚のマウスピースで2週間の差が生じると考えると、1年程の差があることがわかります。

歯列の乱れが重度な場合、マウスピースの枚数が多くなるでしょう。マウスピースの枚数が多いほど、治療期間が長くなるのです。

マウスピースの装着時間が短い

マウスピースの装着時間が短いと、計画どおりに歯が動きません。新しいマウスピースに交換した際に強い痛みを感じることがあります。

新しいマウスピースを装着できない場合や痛みが強い場合は、1つ前のマウスピースの装着期間を延ばすことが多いです。マウスピースの交換時期が遅れるので、治療期間が延びるでしょう。

口腔内の環境がよくない

マウスピースの装着時間を確保しようと、歯磨きを怠ってはいけません。

虫歯や歯周病になると、歯列矯正を中断して治療を優先させることがあります。治療中は矯正治療を進められない場合が多いため、治療期間が延びることに繋がります。虫歯の治療で歯を削ると、作成したマウスピースを装着できなくなることもあるでしょう。マウスピースの再作成には1〜2週間かかるので、治療期間が延びるでしょう。

インビザラインの治療を長引かせないために気を付けること

!マークが書かれた黒板を持つ女性

歯列の乱れが重度であるなど、生まれもった要因からインビザライン治療が長引く場合は、大幅な治療期間の短縮は難しいでしょう。

しかし、装着時間や自己管理が不足して治療期間が長引くことは防げます。インビザラインの治療を長引かせないために気を付けることは、以下のとおりです。

装着時間を守る

インビザラインは、食事・歯磨きを除く2022時間以上マウスピースを装着することが推奨されています。1時間のつけ忘れでも、積み重なれば歯の移動が大幅に遅れる可能性があります。

マウスピースの装着時間は必ず守りましょう。

マウスピースを適切に装着する

マウスピースはしっかりと装着しましょう。マウスピースをうまく装着できていないと、矯正力がかからない可能性があります。

チューイーなどの装着補助具を使用するなど、工夫して正しく装着してください。

マウスピースを紛失しない

マウスピースを紛失すると、作り直しに時間と費用が必要です。

何枚か先のマウスピースであっても、気づいた段階ですみやかに治療中の医療機関に相談してください。

口腔ケアを丁寧に行う

インビザライン装着中に虫歯や歯周病が発生すると、治療を優先する場合が多いです。

矯正治療を中断することになるため、口腔ケアはしっかり行いましょう。特に、歯列が複雑に入り組んでいる部分は、デンタルフロスや洗口液、タフトブラシなどを活用して清潔にしてください。

定期検診を受ける

治療が順調に進んでいると、受診を面倒に感じるかもしれません。治療を長引かせないためには、トラブルを早期に発見し、早期に対応することが重要です。

自覚症状がなくてもトラブルが起きている可能性はあるので、必ず定期検診を受けて、歯科医師に口内を確認してもらいましょう。

まとめ

専用のケースにインビザラインを片付ける

今回は、インビザラインの治療期間やプロセスについて解説しました。

矯正治療は、どのような方法で行っても年単位での治療期間が必要です。インビザラインで治療期間を長引かせないために、注意すべきことはいくつかあります。今回ご紹介した内容に注意して、矯正治療のすべてのプロセスを乗り越えましょう。

インビザライン矯正を検討されている方は、神戸市垂水区にある歯医者「ふじよし矯正歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

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