2023.10.27

歯ぎしり癖があるとインビザラインはできない?影響と対策を解説!

こんにちは。神戸市垂水区にある歯医者「ふじよし矯正歯科クリニック」です。

歯ぎしりをする女性

インビザラインは、世界中で使用されているマウスピース矯正のブランドです。透明なマウスピースを使用した歯列矯正方法の一つです。

日本でも、多くの歯科医院がインビザラインを使用して歯列矯正を行っています。矯正していることが周囲に気づかれにくいことから、インビザラインを選ぶ方が増えているのです。

しかし、インビザラインは歯ぎしりの癖があると使用が難しいと聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

今回は、歯ぎしりの癖があるとインビザラインはできないのか解説します。歯ぎしりがインビザライン治療に与える影響や対策方法もご紹介します。インビザラインを検討している方や、歯ぎしりの癖があってお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

歯ぎしりとは?

歯ぎしりをする女性

 

歯ぎしりとは、強い力で上下の歯を横にすり合わることです。カチカチと噛み合わせる場合もあるでしょう。

睡眠中に、部屋に音が響き渡るほどの歯ぎしりをする方もいます。歯がすれて消耗し、ひび割れや折れる原因になります。

歯ぎしりは睡眠中や何かに集中しているときなど、無意識に行うことが多いため、指摘されるまで気がつかないことが多いです。

歯ぎしりの原因

ストレスのある女性

歯ぎしりの原因には、さまざまな要素が関係しています。主な原因は、以下の4つです

  • ・噛み合わせや歯並びの乱れ
  • ・ストレスや疲れ
  • ・睡眠時の環境
  • ・生活習慣

詳しく解説します。

噛み合わせや歯並びの乱れ

歯並びの悪さが原因で、歯ぎしりをすることがあります。歯並びが悪いと噛み合わせも悪い場合が多く、噛み合わせのバランスを保つために歯を強くすり合わせるのです。

虫歯の治療中や、歯の詰め物の高さが合っていない場合、歯を抜いたあと放置している場合も、左右の噛み合わせのバランスが取れないでしょう。顎の筋肉が緊張した状態が続くため、歯ぎしりの原因になります。

ストレスや疲れ

人は、ストレスを感じているときに無意識に歯ぎしりをすることがあります。環境の変化や日々の疲れが溜まっていることも、ストレスとなり歯ぎしりを誘発するでしょう。

何らかのストレスを抱えながら生活している方は多いですが、ストレスをうまく発散できずに溜め込むと、歯ぎしりとして現れることがあります。歯ぎしりの原因の多くは、ストレスといえます。

睡眠時の環境

睡眠時の環境も、歯ぎしりを引き起こす原因です。寝具や枕が合っておらず、不快な寝姿勢が続くとストレスを感じるでしょう。

眠りが浅くなり、歯ぎしりをする可能性が高まります。睡眠中の歯ぎしりは、眠りが浅いときに起きることが多いので、快適な睡眠環境を整えることが大切です。

生活習慣

さまざまな生活習慣も、歯ぎしりの原因です。ふだんから力仕事やスポーツをしている方は、瞬間的に歯を食いしばることがあります。最初は瞬間的なものでも、癖となって現れて私生活や睡眠中に歯ぎしりをすることがあるのです。

飲酒や喫煙の習慣がある方は、歯ぎしりがひどくなるケースがあります。健康的な生活を心がけることが、歯や体、心の健康につながるといえるでしょう。

歯ぎしりは歯並びに影響を与える?

歯ぎしりの影響を考える女性

歯ぎしりは、以下の影響を与えます。

  • ・歯がすり減り、破折につながる
  • ・歯が移動する
  • ・歯周病になりやすい
  • ・顎関節症の原因になる

詳しく確認しましょう。

歯がすり減り、破折につながる

歯ぎしりの癖があると、歯がすり減って噛み合わせの部分が平らになることがあります。歯の形や噛み合わせも変化するでしょう。歯ぎしりによって歯に強い力が加わるため、歯がひび割れる、折れる原因になります。

歯が欠けると、歯と歯の間にすき間が生まれるかもしれません。歯が抜けた場合も同様ですが、すき間が生じると周囲の歯がすき間に倒れる場合や、移動する場合があります。歯が移動すると、歯並びが乱れるでしょう。

歯が移動する

歯ぎしりの力は非常に強いです。無意識下で行われる歯ぎしりでは、通常の噛む力の5〜15倍の負荷を歯にかけるとされています。

毎晩睡眠時に歯ぎしりをしている場合、大きな負荷が歯にかかり続けることになります。長期にわたって大きな力をかけられると、歯が移動する可能性があるでしょう。

歯周病になりやすい

歯ぎしりは、歯を支えている歯茎や骨にも影響を与えます。歯に強い力がかかり続けると、歯を支えている骨が徐々に溶かされます。歯と歯茎の間にすき間が生まれ、細菌が入り込みやすくなるでしょう。

歯周病は、細菌によって歯茎が炎症を起こす病気です。進行すると顎の骨が溶かされ、最終的には歯が抜けます。歯ぎしりによって歯に負担がかかると、歯を支えている骨の吸収が急激に進むでしょう。

歯は顎の骨や歯茎に支えられているので、顎の骨が溶かされると移動しやすくなります。移動しやすくなった歯に、歯ぎしりによる強い負荷がかかると歯並びが乱れるでしょう。

顎関節症の原因になる

歯ぎしりは、顎にも負担をかけます。顎関節症では、顎の関節や筋肉に痛みを感じ、口を大きく開けられない、口を開くときにカクカクと音が鳴るなどの症状を引き起こします。症状が悪化すると、顎の痛みで食事が自由にできなくなる場合もあるでしょう。

顎関節症の方は、噛み合わせが乱れることも多いです。噛み合わせが乱れると歯並びにも悪影響を与えます。

歯ぎしり癖があるとインビザラインはできない?

歯ぎしりの影響にびっくりする女性

インビザラインでは、マウスピースを上下の歯に120〜22時間装着します。インビザラインのマウスピースは薄く作られているので、強い歯ぎしりの癖がある方はマウスピースの破損につながるかもしれません。

歯ぎしりの度合いによっては、インビザライン矯正ができない場合があります。インビザラインができない場合、歯ぎしりの影響を受けないワイヤー矯正を選択する必要があるでしょう。

インビザライン矯正が可能かどうかは、歯科医師が判断します。気になる方は、一度歯科医院を受診して相談するとよいでしょう。

歯ぎしり癖はインビザライン治療に影響を与える?

歯ぎしりについて考える女性

歯ぎしりの癖は、インビザラインに影響を与えます。歯ぎしりを一時的に少しする程度ではインビザラインのマウスピースは破損しません。

しかし、継続的に強く歯ぎしりをする癖があると、マウスピースの変形・破損につながるでしょう。マウスピースが口の中で割れると、口の中を傷つける危険性もあります。

また、歯ぎしりによって歯の移動が妨げられ、適切な歯の移動が困難になる可能性もあります。動いた歯も安定しづらいので、矯正治療が長引く原因となるでしょう。

インビザライン治療中の歯ぎしり対策

リラックスする女性

歯ぎしりを根本的に改善するのは難しいですが、歯ぎしりはストレスが関係していることが多いです。インビザライン治療中は、なるべくストレスを取り除くことが大切です。

適度な運動やマッサージなど、自分なりのリラックス方法を見つけて実践することで、ストレスを解消しましょう。睡眠中以外に歯ぎしりをしていないか意識することも効果的です。

意識しながら生活し、気がついたときに治すように注意してください。

歯ぎしりによってインビザラインが割れてしまったら

マウスピース

どんなに歯ぎしりに気をつけていても、インビザラインが割れることもあるでしょう。インビザラインが破損した場合は、すぐに歯科医院に相談してください。

ご自身で修理することや、割れたインビザラインを装着し続けることは避けましょう。インビザラインは精密に作られているので、わずかにずれただけでも計画どおりに歯が動かなくなります。

ひび割れなど、破損が軽度の場合は歯科医院で補修し、使い続けられることが多いです。補修した部分は耐久性が低くなるので、歯ぎしりによって再度割れるリスクがあることは覚えておきましょう。

破損がひどい場合は、作り直すのが一般的です。

しかし、インビザラインのマウスピースは海外で作られるため、発注してから届くまでに時間がかかります。新しいマウスピースが届くまでは矯正治療が中断されるため、治療期間が長引くでしょう。

まとめ

マウスピースを持つ女性

歯ぎしりの癖があると、インビザライン矯正にさまざまな影響を与えます。インビザラインで使用するマウスピースは非常に薄いため、歯ぎしりや食いしばりで破損することがあるでしょう。

インビザライン治療中は、なるべくストレスを取り除いて過ごしてください。自分なりのリラックス方法を見つけることで、ストレスは軽減されます。

歯ぎしりの度合いによっては、インビザライン治療を選択できない可能性もあります。歯科医師が判断するので、歯科医院を受診して相談しましょう。

歯ぎしりの癖は、歯や顎に負担をかけるため歯並びや噛み合わせが悪くなる可能性があります。顎関節症や頭痛・肩こりを引き起こす可能性もあるでしょう。

インビザライン矯正をスムーズに進めるためにも、歯ぎしりの癖を改善できるように心がけてください。

インビザライン治療を検討されている方は、神戸市垂水区にある歯医者「ふじよし矯正歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

2023.10.13

インビザライン治療をして後悔した例!治療開始前に知っておくこと

こんにちは。神戸市垂水区にある歯医者「ふじよし矯正歯科クリニック」です。

インビザライン矯正は透明なマウスピースを使用するため人気がありますが、後悔する方もいます。インビザライン矯正を始める前に、あらかじめ後悔する原因やリスクを知るとよいでしょう。

今回は、インビザライン治療をして実際に後悔した6例と原因をご紹介します。デメリットやリスクについても言及しますので、インビザラインを検討中の方はぜひ参考にしてください。

インビザライン治療をして後悔した例

インビザライン治療をして後悔した6例と、原因をご紹介します。

予定よりも治療期間が長くなった

インビザラインは、専用のソフト「クリンチェック」を使用することで、歯並びがどのように整うのか3Dのシミュレーションで確認できます。精密な治療計画が立てられるので、治療開始前に治療期間も確認できるのです。

ただし、シミュレーションどおりにインビザライン治療を進めるには、マウスピースの装着時間や装着方法をしっかりと守らなければいけません。治療前に治療期間や費用を把握できても、装着時間や装着方法を守らないと予定よりも治療期間が延びるのです。

治療期間が延びると、診察回数やマウスピースの枚数が増加します。予定していたよりも費用がかかり、後悔するかもしれません。

噛み合わせが悪くなった

矯正治療の途中で、噛み合わせが悪くなったと感じることがあります。矯正治療を進めて予定していた位置に歯が動けば、噛み合わせの悪さは改善されるでしょう。

インビザライン治療は、マウスピースを装着して歯に矯正力をかけることで、歯並びを整える治療法です。

しかし、マウスピースの装着時間が短すぎる場合や、マウスピースの装着が不適切な場合、予定していない位置に歯が動くことがあります。誤った方向に歯が動くと、噛み合わせが悪くなるでしょう。

噛み合わせの悪さを改善するために追加でマウスピースが必要になると、治療期間と費用が余分にかかります。インビザライン治療を後悔することがないよう、マウスピースの装着時間だけでなく、装着方法も守ることが大切です。

歯並びの中心がズレた

マウスピースの装着方法が間違っていることや、インビザライン治療後にリテーナーをつける時間が短いことが原因で、歯並びの中心(正中)がズレることがあります。

インビザライン治療後、歯並びが整ったからと自己判断でリテーナーの装着を中断してはいけません。リテーナーは、矯正治療直後の歯列を固定するための重要な装置です。

矯正治療が終わった直後の歯は不安定な状態のため、歯科医師に指示されたとおりにリテーナーを装着しなければなりません。リテーナの装着を怠ると、歯がもとの位置に戻る後戻りが起きます。

インビザライン治療中は、歯科医師の判断に従うことはもちろん、定期的に歯科医院を受診して問題がないか確認してもらう必要があるでしょう。

歯茎が下がった

インビザラインのマウスピースによる矯正力が強すぎた場合、歯に大きな負担がかかって歯茎が下がることがあります。インビザライン治療は、マウスピースの装着時間を守ることを前提に計画が立てられます。

しかし、マウスピースの装着時間が短く、歯が適切な位置に移動していない状態で新しいマウスピースに交換すると、過度な矯正力が歯にかかって歯茎が下がるのです。

歯茎が下がると、知覚過敏になりやすいだけでなく、歯の根が露出することで虫歯のリスクも上がります。歯が長く見えて、見た目も悪くなるでしょう。

歯並びや噛み合わせに満足できなかった

インビザラインで治療したものの、歯並びや噛み合わせの仕上がりに満足できず後悔することもあります。

マウスピースを自由に取り外せることから装着時間が短かった場合や、間違った方法でマウスピースを装着していた場合、歯が正しい位置に動きません。理想としていた歯並び・噛み合わせにならなかったと後悔する可能性があるでしょう。

インビザラインでは、クリンチェックによるシミュレーションを患者様と歯科医師が一緒に確認できます。

しかし、理想とする歯並びのイメージを共有できていなければ、歯並びや噛み合わせに納得できず後悔するでしょう。カウンセリングや精密検査、クリンチェックによるシミュレーションなど、歯を動かす治療に入る前に歯科医師と密にコミュニケーションを取ることが重要です。仕上がりのイメージをしっかり共有しましょう。

特に、細かな要望がある方は、歯科医師に任せっきりにせずシミュレーションの段階で遠慮なく伝えてください。

治療後に歯が後戻りした

インビザラインを含めた矯正治療は、歯を動かす期間だけでなく、歯の後戻りを防ぐ保定期間も大切です。保定期間中は、インビザラインのマウスピースとは異なるリテーナーとよばれる保定装置を装着します。

しかし、インビザラインの矯正治療が終わって歯並びが整ったからと、自己判断でリテーナーの装着を中断する方がいます。保定期間中も通院する必要がありますが、通院を怠る方もいるでしょう。

リテーナーの装着を中断する、定期的な通院を怠るなどすると、歯が後戻りする可能性があります。矯正治療で整った歯並びを安定させるには、保定期間が重要です。リテーナーの装着時間も守って、しっかりと歯の位置を固定しましょう。

インビザライン治療をして後悔しないためには

インビザラインはワイヤー矯正と異なり、患者様が主体となって治療を進める必要があります。患者様の努力次第で治療の仕上がりに差が生まれるといっても過言ではありません。

インビザライン治療を後悔しないためには、以下の4つのポイントに気をつけましょう。

マウスピースの装着時間を守る

インビザライン矯正で使用するマウスピースは、自由に取り外せます。患者様自身で装着時間を意識しなければ、定められた装着時間よりも短くなるでしょう。

インビザラインは1日20〜22時間と、1日のほとんどの時間をマウスピースを装着して過ごさなければいけません。装着時間が20時間よりも短い日が続くと、噛み合わせが悪くなる、治療の仕上がりに満足できないなど、後悔につながります。

インビザライン治療中は、歯磨きや食事のとき以外は極力マウスピースを外さないようにしましょう。

適切にマウスピースを装着する

マウスピースを適切に装着することも大切です。マウスピースが歯の根元まで装着できていない場合や、ズレた状態で装着している場合、歯並びや噛み合わせに悪影響を与えます。インビザラインの治療を後悔するかもしれません。

マウスピースがズレていないか・浮いていないか確認する、チューイーを使用するなど、ご自身でマウスピースの装着方法を見直しましょう。

治療中は決められた頻度で通院する

インビザラインは、患者様自身でマウスピースを交換しながら治療を進めます。

しかし、1~2か月に一度程度は、治療の進行度を確認するために通院しなければなりません。口内の状態によっては、マウスピースの調整や追加が必要になることもあるでしょう。

特に、マウスピースの調整や追加をしたあとは、指示された通院頻度を守ってください。歯科医師に経過を確認してもらわなければ、治療がうまく進まない可能性があります。

インビザラインを後悔しないためには定期的な通院も重要なので、歯科医師の指示に従ってください。

保定期間をおろそかにしない

インビザライン治療は、定められた期間リテーナーを装着することも重要です。リテーナーを装着する期間は、矯正治療にかかった期間と同程度とする歯科医院が多く、保定期間が長ければ長いほど歯が後戻りしにくいといわれています。

インビザラインで歯並びが整っても、後戻りしては後悔するでしょう。歯科医師の指示に従って、きちんとリテーナーを装着してください。

インビザライン治療のデメリット・リスクを知ろう!

インビザラインで後悔しないためには、デメリットとリスクも知ることが重要です。

インビザライン治療のデメリットとリスクは、以下のとおりです。

マウスピースの装着時間や装着方法に仕上がりが左右される

インビザラインは、自由にマウスピースを取り外せることがメリットです。

しかし、マウスピースの装着時間など自己管理ができなければ、予定していた期間で治療が終わりません。マウスピースが浮いている・ズレている場合は、最適な位置に歯が動かず、歯並びや噛み合わせが整わないでしょう。

インビザラインは、患者様の努力次第で治療の仕上がりに差が生まれるのです。

治療できない症例がある

インビザラインは、マウスピースを交換しながら徐々に歯を動かす治療です。歯を大きく動かす必要がある場合、対応できないかもしれません。

重度の叢生や出っ歯など、ワイヤー矯正のほうが適していることがあります。

インビザライン治療のメリット

インビザラインは、矯正治療中であることを知られたくない方や、痛みを避けたい方、虫歯や歯周病が気になる方に適した治療といえるでしょう。

インビザライン治療のメリットは、以下のとおりです。

透明なマウスピースを使用するので目立たない

インビザラインでは、薄く透明なマウスピースを使用します。歯茎のラインに沿ったデザインなので、治療中であることに気づかれる可能性が低いです。

虫歯や歯周病のリスクが低い

インビザラインは、歯磨きや食事の際に取り外せます。

ふだんどおりに歯磨きできるので、ワイヤー矯正よりも虫歯や歯周病になるリスクが低いでしょう。

違和感や痛みが少ない

インビザラインは、マウスピースを1~2週間ごとに交換して治療を進めます。マウスピースを清潔に保ちやすく、少しずつ歯を動かすので違和感や痛みが少ないです。

まとめ

インビザライン矯正は、患者様自身でマウスピースを管理する必要があります。マウスピースの装着時間が短いと、治療期間が延びる、仕上がりに満足できないなど、後悔することがあるでしょう。

しかし、インビザライン治療を後悔する原因は、患者様の努力次第で解消できます。インビザライン治療を後悔しないためには、きちんとマウスピースを管理し、定期的に通院することが大切です。

インビザライン治療を検討されている方は、神戸市垂水区にある歯医者「ふじよし矯正歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

2023.09.19

インビザライン治療で親知らずを抜くケースとメリットを解説!

こんにちは。神戸市垂水区にある歯医者「ふじよし矯正歯科クリニック」です。

マウスピースを両手で持って装着する女性

インビザラインに限らず、矯正治療では治療前に親知らずを抜くケースが多いです。親知らずを放置すると、矯正治療を妨げる原因になり得ます。

今回は、インビザラインで親知らずを抜くケース、抜かなくてもよいケース、抜くことのメリットなどを解説します。インビザライン治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

親知らずとは? 

歯を見せる男性

親知らずは、第二大臼歯の後ろに生える3番目の大臼歯のことです。正式名称は第三大臼歯で、ほかの歯とは異なり、生える人と生えない人がいます。

親知らずが生える時期は、20歳前後が多いです。第二大臼歯が生えるのは12歳頃なので、非常に遅れて生える歯といえます。

最大上下左右に1本ずつ生えますが、1本も生えない方もいれば、2~3本だけ生える方もいます。

親知らずの生え方

親知らずは、顎の奥のスペースが狭いところに生えるため、真っ直ぐに生えることは少ないです。歯茎の中に完全に埋まっていることもあります。レントゲン写真を撮らないと、親知らずがあることすら気づかない場合も珍しくありません。

ほかの歯と同様に真っ直ぐに生えている場合は、あまり大きな問題はないことが多いです。完全に歯茎の中に埋まっていて痛みなどの症状がない場合も、健康的な問題はありません。

歯茎に半分埋まっている、斜めや横向きに生えている場合などは、磨き残しが生じやすいでしょう。虫歯や歯周病のリスクが高まる場合や、歯並びに悪影響を及ぼす場合などがあるため、注意しなければなりません。

インビザライン治療で親知らずを抜くケース

歯科医院で抜歯を受ける女性

インビザラインの治療を進めるうえでは、親知らずは抜くケースが多いです。健康的な問題がなくても、親知らずが歯の移動を妨げる可能性がある場合は抜いたほうがよいでしょう。

インビザライン治療で親知らずを抜くケースは、以下のとおりです。

斜めや横向きに生えている

親知らずが斜めや横向きに生えている場合、歯並びに悪影響を与えるため抜く必要があります。曲がって生えた親知らずは隣の歯を押すため、歯並びを崩す原因になるのです。歯茎の中に完全に埋まっていても、曲がって生えている場合は歯茎の中で隣の歯を圧迫します。

レントゲン写真で親知らずの状態を確認し、斜めや横向きに生えている場合は抜くことが多いでしょう。

虫歯や歯周病になっている

親知らずが虫歯や歯周病になっている場合、隣の歯に悪影響を与えるため抜きます。

歯茎に半分覆われている状態や、斜め・横向きに生えた状態では、うまく歯ブラシが当たりません。汚れが溜まりやすいので、虫歯や歯周病になりやすいです。

特に日本人は顎が小さく、親知らずが真っ直ぐ正常に生えてくるケースが少ないため、抜くことが多いでしょう。

親知らずが虫歯や歯周病などのトラブルを抱えていると、隣の第二大臼歯に悪影響を与えます。

矯正治療で歯を後方に移動させる必要がある

インビザラインで奥歯を後方に移動させる場合は、親知らずを抜かなければならないでしょう。歯をきれいに並べるためのスペースが足りないときは、奥歯を後方に移動させてスペースを確保します。

親知らずがあることで歯を後方に動かせない場合、抜く必要があるでしょう。

インビザライン治療で親知らずを抜かなくてもよいケース

歯科医院で女性の口内を確認する男性医師

親知らずを抜かなくてもよいケースは、以下のとおりです。

IPRで歯を並べるスペースを確保できる

IPRとは、歯と歯の間を少しずつ削ってスペースを作る方法です。IPRで歯を並べるスペースを確保できる場合は、親知らずを抜かなくてもよいでしょう。

ただし、IPRですべての歯を削っても、5mm程度しかスペースを作れません。IPRは歯に影響がない範囲で行うため、大幅に削ることはできないのです。

奥歯の後方移動が必要ない

親知らずが通常の歯のように真っ直ぐ生えていて問題がなく、奥歯を後ろへ移動させる必要がない歯並びでは、抜かなくてもよいでしょう。

ただし、後方移動が必要ない症例は多くありません。歯を並べるスペースが十分に確保されている、すきっ歯などに限られます。

親知らずを第二大臼歯の代わりに使う

重度の虫歯や歯周病によって、第二大臼歯を長期的に使えない場合、親知らずを第二大臼歯の代わりにすることがあります。長くは使えないと予想される第二大臼歯を抜き、親知らずを第二大臼歯の代わりに並べるのです。

ただし、親知らずの形態や状態を見て判断するため、あまり症例数は多くありません。また、インビザライン単体での治療は難しいため、ワイヤー矯正などを併用します。

インビザライン治療で親知らずを抜くメリット・デメリット

机に置かれた merit demeritと書かれたタグ

矯正治療を行う際に親知らずを抜くことは、メリットのほうが多いです。治療の進行だけでなく、治療後の歯並びにも大きく影響するからです。

親知らずを抜くことに、大きなデメリットはありません。歯並びだけでなく、口内の健康を守るために必要な場合が多いでしょう。

インビザライン治療で親知らずを抜くメリット・デメリットをご紹介します。

親知らずを抜くメリット

インビザライン治療で親知らずを抜くメリットは、以下のとおりです。

よりきれいな歯並びを目指せる

親知らずを抜くことで、歯を並べるスペースを十分に確保できます。よりきれいな歯並びを目指せるでしょう。

本来抜くべき親知らずを抜かないと、うまく歯が動かず、治療が長引く可能性もあります。

矯正後の後戻りを予防できる

歯並びをきれいに整えても、親知らずが手前の歯を押して歯並びがもとに戻る可能性があります。

親知らずを抜くと手前の歯を押すことがなくなるので、後戻りするリスクを下げられるでしょう。

虫歯や歯周病のリスクが下がる

親知らずには歯ブラシが届きにくいため、汚れが溜まって虫歯になることも多いです。重度の虫歯や歯周病になると、隣の歯や歯茎にも影響を及ぼすでしょう。

親知らずを抜くことで、さまざまなリスクを下げられます。

親知らずを抜くデメリット

インビザライン治療で親知らずを抜くデメリットは、以下のとおりです。

抜いたあとに痛みや腫れが生じる

親知らずを抜いたあとは、痛みや腫れを伴います。特に、斜めや横向きに生えていた親知らずや、歯茎の中に埋まっていた親知らずを抜く場合、周りの骨を削らなければなりません。痛みや腫れが生じやすいです。

痛みは痛み止めでコントロールでき、2~3日程度で落ち着きます。

大きな病院で抜かなければならない場合がある

地域にある歯科医院では治療が難しく、大学病院などの大きな病院で抜かなければならないことがあります。特に、親知らずと下顎の神経が近くにある場合には、CT撮影なども併用して慎重に治療を行う必要があるでしょう。

インビザラインで親知らずを抜くタイミング 

顎に手を当てて考える女性

インビザラインでは、矯正治療を始める前に親知らずを抜きます。親知らずがあると、計画どおりに歯が動かなくなる可能性があるからです。

インビザラインを装着するタイミングは、親知らずを抜いてから1週間以上経ってからが望ましいでしょう。インビザラインを装着したばかりの頃は、違和感や多少の痛みがあります。傷がある程度落ち着いてからのほうがよいでしょう。

インビザラインを装着するタイミングは、傷や口内の状態によって異なるため歯科医師と相談して決定してください。

まとめ

マウスピースを装着しようとする女性

インビザラインでは、治療を始める前に親知らずを抜くことが多いです。

奥歯を後ろに動かして歯を並べるスペースを確保できる、親知らずが手前の歯を押して歯並びが悪化することを防げる、虫歯や歯周病のリスクを下げられるなど、親知らずを抜くメリットは多いです。

親知らずを抜くことに不安がある方は、事前に歯科医師とよく相談しましょう。

インビザライン治療を検討されている方は、神戸市垂水区にある歯医者「ふじよし矯正歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

土日診療 078-782-1182歯並び相談(初回無料)WEB予約メールお問い合わせ
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